■日本での勝負は早くて来年か
やはり、スペックだけで2台の優劣を評価するのは非常に難しい。それは現行型308のような飛躍的な成長を見せれば、やはり新型ゴルフにとって、プジョー308は厄介な存在となるからだ。
ただ日本の欧州車ファンは、走りのよさを期待するのも確か。その点で、伝統的に多彩なスポーツモデルを揃えるゴルフはやや有利か。ただメインストリームは、価格と性能のバランスのいい標準車だ。多くの人が検討するモデルだけに、308の躍進もありえる。
また308もワゴンモデルのSWが未発表であるし、標準車のパワートレーンに変化がないとも言い切れない。特に308のPHEVは、FFモデルだけで、最近、日本への導入が進む「HYBRID4」ではない。
これはスペース的な問題もあるので、あくまで期待論だが、これが新しい308SWに搭載されれば、ゴルフオールトラックとは異なる魅力を提案できるだろう。
何はともあれ、日本を舞台とした両車の勝負は、早くとも来年になる。何しろ欧州でも新308シリーズは、未発売なのだから……。今後も、新308の新情報が入手出来次第お届けしたい。ただその前に、試乗を含めた新型ゴルフの情報がお届けできるはず。こちらにも期待して欲しい。
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