レクサスCTの価値と存在意義 登場10年で苦しむ“高級の入門”

レクサスCTの価値と存在意義 登場10年で苦しむ“高級の入門”

 2011年、「CT200h」はレクサス初のCセグメントハッチバックとしてデビュー。その当時こそ話題になったが、現在は小型SUVの「UX」などに人気を奪われ、低空飛行が続く。

 10年間でフルモデルチェンジは一度もなく、2度のマイナーチェンジがおこなわれただけのCTは、先進性よりも古さの方が目立ってきた。

 レクサスにとってCT200hは、どのような意図をもって開発され、現在も販売を続けられているのだろうか。レクサス販売店で営業活動に従事してきた筆者が、CTの価値と存在意義を考える。

文/佐々木亘 写真/LEXUS

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