どこまでできる? やってはいけないクルマのセルフメンテナンス!

 スローでこれだけ滑らかにエンジンが回るのは、工場長によるSUツインキャブのセッティングがドンピシャで決まっているからだ。油で汚れた年季ある手でスロットルを開けると、エンジンが嬉しそうに「ブォン」と返事して跳ね上がる。こんな光景を見たら旧車や愛車のメンテナンスに困っている人は感動するに違いない。

 クルマ整備のプロ、それもプロ中のプロの仕事は本当に神々しい。そんな小嶋社長は最後に「自分でクルマをいじる人はほんとに良く勉強してますよ。でも無理しちゃいけない」。

 「それと一番良いのは近所に良い整備工場を見つけて仲良くなることだよ」。確かに今や修理といえば診断機をかけて部品をポン付けして終わりの時代。

 「信頼できる整備工場で勉強させてもらって、お金が貯まったら恩返しでその工場でしっかり治してもらう。これが一番ですね」と言うと、社長は「上手いこと言うね」と笑顔で返してくれた。

 ぜひみなさんも、地元の「街の秘密基地」を探してみてはいかがでしょう。

取材協力/オートクリニック<br>所在地:東京都東久留米市下里1-10-6 問い合わせ先:042-475-3880
取材協力/オートクリニック
所在地:東京都東久留米市下里1-10-6 問い合わせ先:042-475-3880

【画像ギャラリー】東京・東久留米にガレージを構える整備工場「オートクリニック」さんの秘蔵写真!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

S-FR開発プロジェクトが再始動! 土屋圭市さんがトヨタのネオクラを乗りつくす! GWのお得情報満載【ベストカー5月26日号】

不死鳥のごとく蘇る! トヨタS-FR開発計画は再開していた! ドリキンこそレジェンドの土屋圭市さんがトヨタのネオクラシックを一気試乗! GWをより楽しく過ごす情報も満載なベストカー5月26日号、堂々発売中!