そしてこの先は?…クロスオーバー、高級路線。変化が始まる!
これからのハッチバックが向かう道、それはクロスオーバー化であろう!
世の中、あらゆる垣根が取り払われつつある。今後ハッチバックは、さまざまなカテゴリーと融合してゆくはずだ。
まずはSUVとの融合。これは以前からあるが、よりメジャーになっていく。続いてやってくる波は、高級車との融合だ!
メルセデスベンツAクラスをベースとしたインフィニティQ30は、その好例。なにせ国籍やメーカーをもクロスオーバーしてるしさ~。ジャガーのI-PACEも高級ハッチバックSUVとして2018年に発表される予定だ。
国産車では現状、レクサスCTくらいしか見当たるモデルはないが、C-HRもその一種と見ることはできよう。今後はジュークの高級版などの可能性もあるかもネ。
間もなく、ハッチバックの新たなメタモルフォーゼ期が始まるのだ、たぶん。以上、終わり!
【番外コラム】忘れちゃいけない! 輸入車の名ハッチバック
スタイル、走り、そして官能性。起源となったモデルがあるだけに、欧州には名車と呼ばれるハッチバックが多い。VWゴルフは初代が1974年に発売されたが、日本でも人気の高い2代目(1983年登場)を紹介したい。写真のGTI 16Vは125ps/17.1kgmを発生する1.8L、DOHCエンジンを搭載していた。
プジョー205は1986年に日本導入開始。デビュー当初の1.6Lエンジンは、後に1.9Lに進化。粘り着くようなコーナリングなど、いまだにファンが多い。
最後はランチアデルタHFインテグラーレ。WRCで活躍した名車で、1988年から1995年まで生産された。搭載する2Lターボエンジンは185psでスタートし、最終的に215psまで進化した。大きく張り出したブリスターフェンダーがたまらなく魅力的だ。
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