ここ1〜2年で急激に内燃機関への逆風が強まり、もはや「2030年代半ばに新車販売禁止」という方針を日本政府や世界の主要国が打ち出しているのはご承知のとおり。
冷静に考えると拙速な内燃機関廃止論は無理スジだと思うが、内燃機関が生き残るためには1にも2にも熱効率(=燃費)を向上させるしかない。
クルマ好きをシビレさせる官能的なエンジンが減っているのはその辺が理由。ライバルは電気モーターなんだから、高回転のパンチが……とか、トルク特性が……とか、排気サウンドが……とか、もはや情緒的な性能にこだわっている余裕などないのだ。
そこで、そんな時代の今だからこそ気持ちのいいエンジン車に乗っておきたい! ということで、その魅力をお伝えしていこう。
文/鈴木直也
写真/ベストカー編集部
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