今秋にも登場か、とされている、日産の新型フェアレディZ。詳細な車両スペックは現時点明らかになっていないが、V6ツインターボの搭載と、6速マニュアルミッションの採用は公表されている。
このV6ツインターボは、おそらく、スカイライン400Rに搭載されている3.0リッターのV6ツインターボのVR30DDTT、もしくは、それのZ専用チューニング版になるはずだ。実現すれば、Z33型、Z34型と、2世代に渡ってV6のNAエンジンであったが、Z32フェアレディZ以来のツインターボが復活となる。
だが、カーボンニュートラルが強く叫ばれる中、この手のツインターボエンジンが、今後も生き残れる可能性は低い。VR30DDTTは、日産最後のツインターボエンジンになってしまうのだろうか。
文/吉川賢一、写真/NISSAN、ベストカー編集部
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