快進撃ヴォクシー購入ガイド 買う前に読むべし!! 価格&お薦めグレード情報をお届け

■走行性能に特化したGRスポーツを設定

2017年9月に発売されたヴォクシーGR SPORT。搭載エンジンは2Lガソリン、乗車定員は7名
2017年9月に発売されたヴォクシーGR SPORT。搭載エンジンは2Lガソリン、乗車定員は7名
GRロゴ付メーターや本革巻きステアリングホイールなどの専用装備が充実したコクピット
GRロゴ付メーターや本革巻きステアリングホイールなどの専用装備が充実したコクピット

 ヴォクシーには走りを意識したグレードとなるZS・GRスポーツが用意されています。

 エクステリアでは専用のボディパーツが装着されスポーティなスタイルとなるほか、タイヤ&ホイールは215/45R18タイヤ(ブリヂストン POTENZA RE050A)に7.0Jの専用アルミホイール(エンケイ製 ブラック塗装+切削光輝&リム段差仕様)+専用センターオーナメントを装着。

 足まわりは専用チューニングサスペンション(フロント約20mm ダウン・リヤ約25mmダウン)、ホワイト塗装の前後ブレーキキャリパー(フロントのみGRロゴ付き)、前後専用スポーツブレーキパッド、専用サブマフラー、専用剛性アップ&フロア下空力パーツなどを装備。

 インテリアでは専用高輝度シルバーパネル+レッド照明+GRロゴ付オプティトロンメーター、専用小径革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ+GRエンブレム+スポーク部:ダークシルバー塗装)、専用チューニング電動パワーステアリング、ディンプル+シルバーステッチ付き革巻ATセレクトレバーノブなどが装備されます。

 価格は46万2000円高となりますが、装備品の充実さは目を見張るほどですし、下取りのことも考えるとなかなかお得感が満載。とくにヴォクシーはノアと統合で消える可能性のあるモデルだけに、最後のヴォクシーでGRスポーツは価値の高いモデルとなる可能性も秘めています。

 しかし、ヴォクシー消滅はウワサに終わる(つまり来年以降も継続生産される)との情報も流れているのもまた事実。今後の動きは見逃せない部分もあります。

 注目のフルモデルチェンジは2022年春が有力。ただし、半導体問題やコロナウイルス問題も完全に収束していないので、ずれ込む可能性も否めません。

■値引き額とライバル車

セレナやステップワゴンのほか、同じトヨタ車のノアも競合として引き出すことができる。値引き額は平均20万円前後だが、決算期を狙えばさらなる高額値引きが期待される
セレナやステップワゴンのほか、同じトヨタ車のノアも競合として引き出すことができる。値引き額は平均20万円前後だが、決算期を狙えばさらなる高額値引きが期待される

 280万円~340万円程度の価格帯となるヴォクシーですが、現状での値引きは20万円程度が平均、なかには50万円を超えるような値引き実績を見ることがあります。

 高額値引きは念入りな競合と決算期などの時期が重なった結果でしょう。今後の大きな値引きが期待できるのは9月、12月、そして年度末となる来年の3月です。いずれもその月に登録することが条件なので、商談はもっと前から始めなくてはなりません。

 競合車となるライバルは日産セレナ、ホンダステップワゴンといったところでしょう。

 もちろん、同じトヨタ車のノア、エスクァイアも競合になります。

 セレナとステップワゴンはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を装備しますが、ヴォクシー(ノア、エスクァイアも)は単純なクルーズ・コントロールしか装備しません。そこで悩んでいる姿勢は競合の説得力がありそうです。

 ノアとの競合ではスタイリングの差が決め手となるでしょう。しかし、下取り車がカスタム系だったりすると「この人は完全に競合でノアを挙げているだけで本命はヴォクシーで間違いなし」と心中を読まれてしまう可能性もあるでしょう。競合は本当に迷っているそぶりを見せることがとても大切です。

【画像ギャラリー】トヨタのミドルサイズミニバンで最も売れているヴォクシー 販売台数は兄弟車ノアを圧倒!!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…