■欧州の飛び道具か? 日本の正攻法か? その答えがでるのは10年後??
日本では国が2020年12月、グリーン成長戦略を発表。自動車については、遅くとも2035年までに軽自動車を含めて新車100%電動化を達成目標に掲げている。
ただし、自工会・会長の立場として豊田章男氏はメディアに対して「電動化=EV化」ではないと度々指摘してきた。また、内燃機関を有効的に使う環境対応策として水素エンジンを提唱している。
また、マツダやホンダは、国や地域のエネルギー事情によって電動化の進展は異なるという見解を示している。
確かに、日系メーカー各社が主張する、内燃機関から電動化への緩やかな転換は多くの人にとって納得がいくものだと思う。
とはいえ、自動車産業界の本家本元である欧州が急激なEVシフトを進めてきた。
はたして、日本勢の正攻法がどこまで通用するのか? 今後の進展を注意深く見守りたい。
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