いまだ着用率7割 チャイルドシートは「何歳まで」でなく体重と身長で決めよう

■これやったら絶対ダメなヤツ。我が子の「チャイシー」ぜひチェックを

子どもとのお出かけが増える夏、チャイルドシートの正しい装着方法を確認しておきたい(Adobe Stock@metamorworks)
子どもとのお出かけが増える夏、チャイルドシートの正しい装着方法を確認しておきたい(Adobe Stock@metamorworks)

 それでは改めて、具体的に「事故ったら死ぬ!」子どもを守れないチャイルドシートや間違った使い方をご紹介しておきたい。

(1)エアバッグのある助手席で乳児用を使う
 今やほとんどのクルマの助手席にはエアバッグが標準装備されているが、とくに後ろ向きで使う乳児用シートはここに取り付けてはダメ

 (欧州車などはエアバッグの作動をオフにするスイッチがついているが、日本車はほとんどない)

(2)体重10kg超えてないのに前向きにする
 前述したが1歳超えたら前向きではなく体重10kgを超えてから前向きに。

(3)ハーネスがユルユル
 非常に多いのがこれ。子どもが窮屈で可哀そうという理由でハーネスをだら~んとして使っているケースがたまにあるがこれはチャイシーの意味がない。

(4)肩ベルトの位置が全く合ってない
 子どもの肩の位置にベルトの高さがあっているかはとても重要。最近では肩ベルトとヘッドサポートが連動して動くタイプもある。強い衝撃から頭をしっかり守るためにも肩ベルトの位置は要チェック。

(5)7kg過ぎても新生児用クッションを使用
 意外と多い間違いがこれ。チャイシーは「クルマのシート+チャイルドシート+赤ちゃんの体」この3つをできるだけ密着させて使うことが安全。

 子どもとのお出かけが増えるシーズンだけに、チャイルドシートに関して改めて確認して欲しい。かけがえのない我が子の命を守るのは保護者の義務である。

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