■安全装備
駆動方式はFFが基本で、Sハイブリッドはオートコントロール4WDと呼ばれるプロペラシャフトを有する機械式のスタンバイ4WDを採用しています。e-POWERには4WDモデルは存在しません。SハイブリッドはCVTのミッションを組み合わせますが、e-POWERはミッションが存在しません。どちらもアクセルとブレーキだけの操作となる2ペダルモデルですから、免許はAT限定でOKです。
日産は安全装備を360°セーフティアシストのネーミングで呼んでいます。セレナは基本的な安全装備は全グレードで標準装備です。ですので、どのグレードを購入しても基本的な安全は担保されると思っていいでしょう。以下に標準装備される安全装備を列記します。
●全車標準装備の安全装備
・VDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む])
・ヒルスタートアシスト
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
・インテリジェント FCW(前方衝突予測警報)
・インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)
・LDW(車線逸脱警報)
・インテリジェント BSI (後側方衝突防止支援システム)
・BSW(後側方車両検知警報)
・RCTA(後退時車両検知警報)
・踏み間違い衝突防止アシスト
・標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
・車両接近通報装置
・フロント&バックソナー
・SRSエアバッグシステム〈前席〉
・運転席・ 助手席シートベルト非着用時警告灯&警告音
・ISO FIX対応チャイルドシート固定用アンカー〈セカンド〉
以下の装備はX、e-POWER X、ハイウェイスター、e-POWERハイウェイスター(つまり各シリーズのベースグレード)以外にオプションで装着可能です。
・インテリジェント DA(ふらつき警報)
・SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉
■乗車定員とインテリア装備
セレナはSハイブリッドモデルが8名定員、e-POWERがモデルが7名定員となります。この逆は選べないので、パワートレインを決めると必然に乗車定員が決まる、乗車定員を決めるとパワートレインが決まることになります。
7名定員モデルはセカンドシートが2名分のキャプテンシートとなります。8名定員モデルはスマートマルチセンターシートという機構を採用します。スマートマルチセンターシートは、左右のシートの間に位置する細めのシートで、セカンドシート間にある際はセカンドシートをベンチシート状にして3名の乗車を可能にします。スマートマルチセンターシートを前に移動するとフロントシートでセンターアームレストのように使用することもできます。
また、セカンドシートはX、e-POWER X、ハイウェイスター、e-POWERハイウェイスター(つまり各シリーズのベースグレード)が左右ロングスライド&横スライド式。XV系、V系、G系、はセカンドシートをロングスライドシートよりもさらに後方に下げられる、左右超ロングスライド&横スライドシートが装着されます。セカンドシートに超ロングスライドシートを採用するモデルは、サードシートのスライドも可能となっています。
サードシートは左右に分割して跳ね上げスペースアップするタイプです。シートの跳ね上げは比較的低い位置となるタイプが全グレードで採用されます。
スライドドアは全グレードで両側にオートクロージャーが装備されます。ハイウェイスターGとハイウェイスターVは両側ハンズフリーオートドアが標準、GとXVは両側ワンタッチオートスライドドアが標準、Xとハイウェイスターはワンタッチオートスライドドアがオプションとなります。
フロントオートエアコンとリヤクーラーは全車に標準装備。Sハイブリッドの4WD車はリヤがオートエアコンのデュアルエアコンタイプとなります。リヤオートエアコンが標準装備ではない機種は、オプションで選択可能です。
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