実力の割に人気が低すぎる!? 過少評価されている現役国産車 5選

■マツダ CX-3

2015年登場と、コンパクトSUVとしては古参モデルのマツダ CX-3。初期の作りの粗さが尾をひいているのか、まとまりのよい1.5Lガソリン車が追加された現在も売れていない
2015年登場と、コンパクトSUVとしては古参モデルのマツダ CX-3。初期の作りの粗さが尾をひいているのか、まとまりのよい1.5Lガソリン車が追加された現在も売れていない

 CX-3は2015年登場と、コンパクトSUVとしては古いモデルである。2020年に1.5Lガソリン車が加わるまでは、スタイリッシュなエクステリアと引き換えにキャビンとラゲッジスペースの狭さ、価格の高さ、乗っていて粗さを感じる点など、「売れないのも仕方ない」と感じるモデルだった。

 しかし、追加された1.5Lガソリン車は、運転支援システムの選択に制限はあるものの、中心となる「15Sツーリング」のFF車で199万1000円とリーズナブル。また、乗ってみてもタイヤなどがベーシックな16インチとなることなどが幸いしているのか、まとまりが良い。

 こうなると、CX-3はスタイリッシュなエクステリアなどの魅力もより際立ってくるのだが、売れ筋のコンパクトSUVにも関わらず、今年1~8月までの平均月販台数は約800台と、ライバルのヤリスクロス、キックス、ヴェゼルとは桁が違うほど売れていない。

 心機一転頑張っているのを考えると、CX-3がここまで売れていないのは可哀そうになる。月1000台程度は売れるようなもうワンパンチがほしいところだ。

【画像ギャラリー】本文未収録写真あり!! 実力の割に人気が低めの現役国産車を写真で見る

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!