トヨタ自動車と日野自動車は、2020年3月に燃料電池大型トラックの共同開発を発表。同年10月には、22年春頃より一般道での走行実証を行なうと発表した。
同走行実証には、トヨタ、日野、アサヒグループホールディングス、西濃運輸、NEXT Logistics Japan(NLJ)、ヤマト運輸の7社が参加。各社の物流業務に燃料電池大型トラックを導入し、実際の現場で働きながら、その実用性などを検証する内容となっている。
燃料電池電気自動車(FCEV)は、大型トラック電動化の大本命といわれるだけに、トヨタと日野の共同開発プロジェクトは大きな注目を集めそう。両社がアメリカで行なっているもう一つの燃料電池大型トラック共同開発プロジェクトとともに、その具体的な中身を紹介しよう。
文:多賀まりお、「フルロード」編集部
※2020年6月15日発売「フルロード」第37号より
コメント
コメントの使い方