■TAKEさんにとって愛車はどんな存在ですか?
「日常の風景の一部」です。
自宅の居間からスカイラインが見えるんです。気がつけば27年間「いつもそこに在る」んですよね。これから先、ずっと乗りつづけるためにも、現状ではいたずらに高負荷をかけず、コンディション維持に努めたいですね。
あとは妄想の対象でもあります。次に手を入れたいところ、交換したい部品、走りに行きたい場所・・・等々、妄想は尽きません。当面の問題は資金面ですね(笑)。
■取材後記
TAKEさんが多感な時代をともに過ごしてきたR33型スカイライン。
修理する際に「どうせ交換するなら改良しよう」。その積み重ねでステップアップしてきた結果、見た目はほぼノーマルでありながら、ワンオフ部品をふんだんに投入したスペシャルなスカイラインへと仕立てられた。
TAKEさんと同様のチューニングを中古車で行うにはリスクが伴う。新車の状態からコンディションを把握し、しっかり維持してきたからこそ「プラスアルファ」の余地があるといえる。しかし、それはこれまでの話だ。
所有して27年。「日常の風景の一部」というほど生活に溶け込んだTAKEさんのスカイライン。さすがに経年劣化は避けられない。
そのことを本能的に察知しているTAKEさんだからこそ、過度な高負荷を掛けることは避け、そろそろコンディション維持に重きを置きはじめているのかもしれない。そのことを強く実感した取材となった。
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