■電気トラック×塵芥車が続々登場
ゴミ収集車を電動化する考えは欧州や日本で古くからあり、BEVではないがバッテリーを搭載して、あるいはハイブリッド車をベースに塵芥収集装置を電動化したハイブリッド塵芥車がすでに登場している。
欧州ではヘーシンクノーバやファウン、スウェーデンのヨアブなどが製品化しており、日本では極東開発工業や新明和工業、モリタエコノスなどが開発してきた。
いっぽう19年以降、欧州では電気トラックが「発売直前」と呼べる段階となって、BEV塵芥車の発表ラッシュが続いた。
電気トラックは航続距離は短いが、排気量ゼロで騒音もごくわずかという長所から、都市内運行での普及が本命視され、その代表格がゴミ収集車といえる。
欧州では車両総重量(GVW)26t級、大型6×2塵芥車が広く普及しているが、そのBEVが多数登場。ゼロ・エミッション車として、車両総重量を26t以上に緩和する法規的措置がとられている。
【画像ギャラリー】HVはもちろんEV化も着々と進む!! 塵芥車の最先端を行くヨーロッパのゴミ収集車たち(10枚)画像ギャラリー
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