現在のミニバン人気を作り上げたホンダ ステップワゴンが、2021年11月で現行型の生産を終えるようだ。
次期型へのスムーズなバトンタッチとはならず、数か月間の空白が生まれる。ステップワゴンの近年の成績は奮わないが、個性が強く魅力の多いクルマなだけに、新型では、もう一度スポットライトを浴びる存在になってほしい。
2022年はライバルのトヨタ ノア・ヴォクシーのモデルチェンジも控え、ステップワゴンも含めたトールミニバンが、もう一度脚光を浴びる年になるだろう。そこで本稿では、自動車販売現場に従事していた筆者が、ステップワゴンの魅力と、現在の衰退に至った理由を考えていく。
文/佐々木 亘、写真/HONDA、TOYOTA
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