ホンダ・日産・三菱から好敵手登場!!
●ホンダ・ヴェゼル:イヤーカー獲得70%
初代ヴェゼルは3代目フィットをベースとしてSUV化したモデルで2013年に登場。現行モデルとなる2代目は2021年4月に発表、4代目フィットをベースとした。
パワーユニットは1.5Lのピュアエンジン(118馬力/142Nm)と、e:HEVの名前で呼ばれるハイブリッドの2種。e:HEVは走行専用のモーターと、発電専用のモーター(ジェネレーター)を搭載する2モーターシステムで、それぞれに特性を最適化することで高い効率を得ている。
e:HEVのエンジンは106馬力/127Nm、モーターは131馬力/253Nmのスペックを持つ。駆動方式はFFが基本だが、ハイブリッド車としては珍しくプロペラシャフトによってリアに駆動トルクを伝達する機械的4WDもラインアップ。悪路での高い走破性を確保している。ホンダeから始まったホンダコネクトと呼ばれるコネクティッド技術も盛り込まれ、新しい世代のホンダ車であることが充分に感じられる。
●日産ノート/ノートオーラ/ノートオーラNISMO/ノートAUTECH CROSSOVER:イヤーカー獲得70%
2005年、初代ノートが誕生、2012年にフルモデルチェンジして2代目となる。2代目のシリーズの途中、2016年にシリーズハイブリッド仕様となるe-POWERが追加される。2020年に行われたフルモデルチェンジでノートは3代目に進化。パワーユニットはシリーズハイブリッドのe-POWER のみとなった。
エンジンは1.2L直列3気筒で最高出力は82馬力、最大トルクは103Nmを発生。組み合わされるモーターは116馬力/280Nmとなる。4WDモデルの場合はさらにリア68馬力/100Nmのモーターが追加となる。
いっぽう、ノートオーラは2021年6月に追加された派生モデルで、全幅を45mm拡幅したワイドボディが与えられた。内装も高級感あふれるものが与えられ、「小さな高級車」を目指したつくりとなっている。エンジンはノートと同様だが、フロントモーターが136馬力/300Nmとパワーアップされている。
ノートオーラには2021年8月にサスペンションを変更、車高ダウン、エアロパーツの装着などによりスポーティさをアップしたモデルNISMO(ニスモ)を追加、さらに10月にはSUVライクなスタイリングを持つAUTECH CROSSOVER(オーテッククロスオーバー)が追加されるなど、バリエーションの拡大にも余念がない。
●三菱アウトランダーPHEV:イヤーカー獲得60%
国内仕様の初代アウトランダーはエアトレック(海外ではエアトレックがアウトランダーの名で販売されていた)の後継モデルとして2005年にデビューした。2代目は2012年に登場、現行モデルとなる3代目は2021年に発表されている。
初代モデルはエンジン車のみ、2代目はエンジン車とPHEV、3代目はPHEVのみという設定。エンジンは2.4L直列4気筒で、最高出力は131馬力/195Nm。駆動方式は4WDのみとなり、組み合わされるモーターはフロントが114馬力/255Nm、リアが134馬力/195Nmとなる。
駆動用バッテリーはリチウムイオンで20kWhの容量、普通充電のほか、急速充電にも対応する。2代目のエンジンモデルには7名乗り3列シートが存在したが、PHEVは5名乗りのみであった。現行モデルで7名定員を再度が設定したことで、多様性がさらに高まっている。
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