■サポカー限定免許はサポカー車両普及も課題
もうひとつの安全運転サポート車(サポカー)限定免許も、2022年5月13日からの開始予定で、申請があれば、即日免許交付される。
運転できるクルマを、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置等の先進安全機能を備えた安全運転サポート車(サポカー)に限ることで、高齢者の運転条件を絞り、事故のリスクを減らそうという試み。
ただし、サポカー限定免許にしても、サポカーを所有していなければ意味がないので、ハード面と一緒にどう普及していくかが今後の課題となるだろう。
いずれにせよ高齢者ドライバーの問題は、高齢者人口が増え続けていく以上、若い人たちにとっても無関係ではいられないはず。
闇雲に高齢者をクルマから遠ざけるのではなく、制度や仕組み、安全技術などを多角的に見直し、幅広い年齢の人たちが安全に共生できる自動車社会を目指していくことが肝要だ。
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