なくなるのはエンジンだけじゃない!! 内燃機関以外の「最後」を考える

■その3:最後のレバー式サイドブレーキ

昨今は高級スポーツカーでもレバー式からEPB(電動パーキングブレーキ)に置き換えられる車種が多くなってきた
昨今は高級スポーツカーでもレバー式からEPB(電動パーキングブレーキ)に置き換えられる車種が多くなってきた

 サイドドリやるために必要なので残します」という奇特なメーカーがあるのだろうか? とりあえず現状、スポーツカーでは新型GR86/BRZ、ロードスターにはレバー式サイドブレーキが残っていて、それはモータースポーツでサイドターンを使うから……という理由もあり、残されている気がする。

 しかしこれらのスポーツカーは、2035年以降、海外でのガソリン車の販売が厳しくなれば、EV化しないと生き抜けるかどうか怪しい。

 仮に純内燃機関からマイルドハイブリッドへといったようにEV化されたとして、ジムカーナなどの競技が存在する限りレバー式のまま残してくれる気もしないでもないが……。それ以前にロードスターやGR86/BRZという車種が長く生き抜くのはなかなか大変だと思われる。

 それよりもレバー式存続の可能性が高い車種といえば、国内専用の軽商用車ではないか? 軽トラ軽バンは最後の最後まで、お安いレバー式サイドブレーキを残してくれると期待したい! サイドドリは不滅だ!

【画像ギャラリー】エンジンからモーターになるだけ……じゃないっ!! 内燃機関といっしょになくなりそうなモノをギャラリーでクイックチェック!(6枚)画像ギャラリー

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