■コンパクトSUVだから気になるユーティリティをチェック!!
後席や荷室を重視して開発されたのはフィットクロスターだ。後席の足元空間は今回テストした3車のなかで最も広く、シートアレンジも充実する。
その一方でノートオーテッククロスオーバーは、全長が最も短いから、狭い裏道や駐車場でも運転しやすい。小さなボディながらも車内は充分に広く、後席に座る乗員の足が前席の下側に収まるから長距離をゆったりと快適に移動できる。
上質な内装と相まって、ミドルサイズの満足度、コンパクトカーの扱いやすさ、SUVのカッコよさを両立させた。
そしてヤリスクロスは、上の写真からもわかるとおり純粋なSUVだ。外観には存在感が伴い、最低地上高も170mmを確保したから悪路走破力も優れている。
その代わりコンパクトカーをベースにしたノートオーテッククロスオーバーやフィットクロスターに比べると、空間効率はあまり高くない。全長は3車のなかで最も長いが、後席の足元空間は一番狭い。ヤリスクロスは、外観のカッコよさにどの程度の魅力を感じるかで、選択が変わりそうだ。
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