ジューク マグナイト タウンスター 世界で売っているのになぜ日本で売らない??

■日産 ジューク(2代目 2019年~)

日産 ジューク。全長4210×全幅1800×全高1595mm、ホイールベース2636mm、車重1187kg。タイヤサイズは215/65 R16から225/45 R19まである
日産 ジューク。全長4210×全幅1800×全高1595mm、ホイールベース2636mm、車重1187kg。タイヤサイズは215/65 R16から225/45 R19まである

 日本でも販売されていた先代ジューク(初代)から受け継いだ全体のプロポーションに、サイドのキャラクターラインとVモーショングリル、シャープなテールランプなどを装備するなど、ブラッシュアップして登場した2代目ジューク。

 残念ながら、2代目は日本に導入されなかったが、どのSUVにも似ていないデザインは魅力で、実にカッコ良い。

 エンジンは1L、直3ターボ(最高出力114ps、最大トルク200Nm)のみ。

 トランスミッションは7速DCTもしくは6速MTだ。e-POWER搭載については、現時点発表はされていない。

 ボディサイズは、全長4210×全幅1800×全高1595mm、ホイールベース2636mm。キックスよりも幅が広くて全長が短い。

 現在のところ、2代目ジュークは欧州がメインの販売だが、生産工場のあるイギリスでは、右ハンドル仕様も販売されている。

 現地価格は1万8595~2万5095ポンド(約278万~376万円)だ。

 キックスと近しいサイズ感ではあるが、キックスよりもクーペルックであり、使用されるプラットフォームが最新のCMF-Bプラットフォーム(キックスはVプラットフォーム)。

 ジュークのキャラクタは維持しつつ、全方位で生まれ変わった「ジューク」の活躍を、また日本でも見てみたい。

■日産 シルフィ(4代目 2019年~)

日産 シルフィ。全長4641×全幅1815×全高1450mmと堂々としたサイズのB18シルフィ。先代シルフィ(B17)に対して全長+2mm、全幅+55mm、全高-45mmと、ワイド&ローなスタイルに進化
日産 シルフィ。全長4641×全幅1815×全高1450mmと堂々としたサイズのB18シルフィ。先代シルフィ(B17)に対して全長+2mm、全幅+55mm、全高-45mmと、ワイド&ローなスタイルに進化

「シルフィ」としては、3代目となるB17型が日本で生産終了となったのが、2020年9月のこと。現在のところ、新型であるB18型は日本では登場していない。

 B18型シルフィは、2019年4月の上海モーターショーで世界初登場。

 先代までのオーソドックスなスタイルから一変、スタイリッシュなセダンに進化した新型シルフィは当時、日本でもかなり話題となった。

 中国市場では、同年7月より販売開始され、その後、2020年11月には、米国市場でも、新型「セントラ」として発売された。このシルフィに、2021年9月、e-POWERが搭載し発表となったのが、「e-POWERシルフィ」だ。

 最大トルクは300Nm、5種類のドライビングモードをもち、走行シーンや走行環境に合わせて、最適な走行性能が可能。

 100km走行あたりのガソリン消費量は3.9L、およそ25.6km/Lに相当する、相当な低燃費車だ。

 シルフィe-POWERの日本導入に関して、今のところ、日産による明言は一切ない。

 だが、2年前の5月、日産は事業構造改革計画のなかで「日本市場へはe-POWER車を6車種、ICE車(ガソリン車)を3車種、EVを3車種導入する」としており、このe-POWERシルフィは、このなかの一台であると筆者は考えている。

 日産の海外専売モデルのなかでも、日本導入がもっとも熱望されているe-POWERシルフィ。

 スカイラインよりも下のエントリーセダンとして、これほどスタイリッシュなシルフィが導入されれば、国内セダン市場も活気づくだろう。

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