これってどうよ!? 時間が経ってから感じた新車の過大評価と過小評価

■過小評価のクルマ5/日産アリア

 アリアはSUVスタイルの電気自動車で、2020年7月にボディサイズ、駆動用電池の総電力量など、車両の概要を発表した。

アリアは本来なら日産のブランドイメージを高める中心的な役割を担うべき先進的な車種だが、ユーザーに伝わりにくい状態になっているという
アリアは本来なら日産のブランドイメージを高める中心的な役割を担うべき先進的な車種だが、ユーザーに伝わりにくい状態になっているという

 ところがコロナ禍の影響もあり、その後の動きは鈍い。2021年6月に予約注文限定車のアリアリミテッドを発表したが、納車は先送りされている。同年11月には正式なグレードとなるB6の価格を発表したが、ほかのグレードは不明だ。

 つまりユーザーから見ると、アリアは売っているのかそうでないのか、分からない状態だ。アリアは日産が特に力を入れて開発した商品で、リーフと同様の電気自動車になる。

 本来なら日産のブランドイメージを高める中心的な役割を担うべき先進的な車種だが、実際には中途半端に扱われ、過小評価されている。


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