2021年、最も売れたクルマとなったのは「ヤリス」だった。2番目が「ルーミー」、3番目が「カローラ」、そして、4番目に売れたクルマが「アルファード」だった。アルファードは2021年、2020年の90,748台(5位)を上回る95,049台を売り上げており、まだまだ躍進しつづけている。
しかし、このアルファード躍進のうらで、兄弟車である「ヴェルファイア」の失速が加速している。2020年は18,004台を売り上げたヴェルファイアだが、2021年は6,742台と、アルファードとは、なんと14倍もの差がついてしまった。
モデル廃止もささやかれているヴェルファイアだが、ここまで落ち込んでしまうと、それも現実味をおびてくる。はたして、ヴェルファイアに未来はあるのか。失速の理由とともに、考察していく。
文:吉川賢一
写真:TOYOTA
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