N-BOX レヴォーグ カローラセダン マツダ3セダン サンバートラック オーナーだからこそわかること 国産車オーナーインプレッション Vol.02

N-BOX レヴォーグ カローラセダン マツダ3セダン フリード サンバートラック オーナーだからこそわかること 国産車オーナーインプレッション Vol.02

 本企画では、クルマのプロである自動車評論家が実際に購入した愛車についてインプレッションをしてもらう。

 なぜ買ったのか? チョイ乗りではわからない、いろいろなシチュエーションで使ってみてわかったいいところ、悪いところ、そして期待どおりだったのか? 後悔していないか? オーナーだからこそわかるクルマ評価を大公開!!

 購入を検討している人にとって最高のアドバイスとなるはずだ!

※本稿は2021年11月のものです
文/橋本洋平、小林敦志、斎藤 聡、小沢コージ、国沢光宏、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2021年12月26日号

【画像ギャラリー】「先達はあらまほしきことなり」!! レヴォーグ・カローラ・マツダ3・N-BOX サンバートラックの魅力をギャラリーでチェック!(21枚)画像ギャラリー

■ホンダ N-BOX(オーナー:小沢コージ氏)

ホンダ N-BOXと小沢コージ氏。全長3395×全幅1475×全高1790mm、車重890kg、排気量658cc、直3DOHC、58ps/6.6kgm、WLTCモード燃費21.2km/L

 全般的に気に入っている。不満は特にない。今の平均的日本人にとって過不足ないカタチであり、ブランドであり、質感なのだろう。

 まず全高1.8m台の超実用サイズでありながら、商用車のように見えないスタイルがイイ。どの角度から見てもグラスエリア面積がほどよく、バスっぽくない。スライドレールやプレスラインの入り方も軽トラ系と違い乗用車的。作業服とジーンズぐらい違う。

 ブッチギリなのは内装の質感。ソフトパッドは使われてないが見事に軽っぽさがない。逆にスズキ、ダイハツなどはウィンドウスイッチまわりに軽ならではの平坦な樹脂が使われ、微妙にガッカリする。

 走りも乗り心地が圧倒的にいい。先日ワゴンRスマイルに乗ったがゴツゴツ感、ステアリングの滑らかさが違った。

 実燃費も凄い。2万3000km走って16km/L台。現在3万km走って平均17.9km/L。マジ、ハイブリッドは要らないと思う。

■スバル レヴォーグ(オーナー:橋本洋平氏)

スバル レヴォーグ(画像はSTI Sport)。全長4755×全幅1795×全高1500mm、車重1580kg、排気量1795cc、水平対向4DOHCターボ、117ps/30.6kgm、WLTCモード燃費13.6km/L(STI Sportは11.0km/L)

 「全ての移動を感動に変える」というキャッチで登場したレヴォーグ。それは大げさでは? と思ったが、乗れば確かにと膝を打つ。気に入ったのはアイサイトXと、ボディ根幹から磨き直した走りだ。

 アイサイトXは地図情報とGPSデータを組み合わせ、50km/h以下ではハンズオフドライブを可能にしてくれる。首都高や山間部、そしてトンネル内に入るとその恩恵を受けることが少なくなるが、行楽地へ出かけた帰り道などに遭遇した渋滞などでは、ほぼクルマにお任せで移動できてしまうところが嬉しい。

 両腕をダラッとさせてリラックスすれば、渋滞が数十km続こうが、それほど気にならなくなる。肩こりが軽減したのも嬉しい。ハンズオフが効かない速度域であったとしても、おおむね車線のセンターをトレースしてくれるから、長距離ドライブの疲労は軽減した。

 もうひとつ走りの面では、フルインナーフレームを採用したボディと電子制御ダンパーが生み出す走り味が心地いい。普段は入力をしなやかに吸収。ワインディングではスポーツカーのように調教された走りが面白い。

 ダブルピニオンのパワステが伝える軽くても情報量がシッカリあるステアフィールも心地よさのひとつと言っていいだろう。

 もはや溺愛の領域だが、実は裏の顔も……。懸念材料は燃費の悪さとトラブルだ。

 燃費は都内の移動だと10km/Lを割ることもしばしば。郊外路や高速でエコランすれば15km/L近くまで伸ばせるが、自分の使い方だと年に数回しかそんなことはなかった。

 トラブルについてはすべて無償で対策してもらえたが、アイサイトXのリプログラミングと、ステアリングセンサー不良によるステアリング交換があり、1年の間に約1カ月、アイサイトXと電子制御ダンパーが使えなかった。初期モデルだから仕方なし!?

 それがガッカリで一時は手放そうかとも思ったが、解決した現在はやはり納得の一台となっている。

次ページは : ■トヨタ カローラセダン(オーナー:小林敦志氏)

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