■トヨタ カローラセダン(オーナー:小林敦志氏)
シリーズ11代目となる先代カローラアクシオからの乗り換えだったので、納車当初は安全運転支援デバイスをはじめとする充実装備、格段に上がった内装質感、カローラ暦30年にして初のマルチリンクリアサスペンション体験による乗り心地のよさなど、カルチャーショックばかり。しばらく『借りてきた猫』状態であった。
とにかく「よい買い物をした」と感じており、納車直後に名古屋出張へマイカローラで向かうなど、積極的に運転したいと思わせてくれる。3ナンバー化を否定する人もいるが、安定感のある走りの恩恵は大きい。
走行距離が伸びないので1.8Lガソリンを選んだが、燃費があまりよくないのが気になった(レンタカーで乗ったインプレッサのほうが燃費はいいと感じるほど)。グローバルモデルと異なる『ナローボディ』であり、リアドアがあまり開かないこともあり、後席乗降性及び居住性が今ひとつなのも気になった。
■マツダ マツダ3セダン(オーナー:斎藤 聡氏)
すでに購入してから1年半が経っていますが、依然としてクルマに乗る度に楽しい気分で運転しています。運転していて飽きません。この性能が自分のクルマ選びで一番重視しているポイントです。
理由のひとつは、SPCCI=火花点火制御圧縮着火を実用化したSKYACTIV-X。内燃機関の未来を切り開く可能性を秘めたエンジンで、そんなエンジンにいつも触れられるだけでワクワクします。パワーは普通(2L車並み)。もっとも、この超希薄燃焼エンジンが普通に走ること自体が驚きなのです。
今年初めに無償アップデートが行われパワー&トルクアップ。最大値よりも中回転域のトルク感が明瞭になってエンジンの存在感がぐっと増しました。
操縦性も気に入っている部分です。マツダ3の足回りは硬いという評価でしたが、セダンは比較的穏やかで個人的には許容範囲です。現在はBBS製鍛造アルミホイール+ミシュランパイロットスポーツ4を履いておりエッジの効いた乗り味になっています。
付け加えておくと、雪道での操縦性と走破性も秀逸です。緻密な前後駆動力制御によってしっかり雪の路面をつかみ、走らせることができます。雪道ドライブもマツダ3(AWD)の魅力のひとつです。
燃費は、14〜16km/L。丁寧に走って18km/Lくらいです。悪くないと思いますが、欲を言えば、この燃費ならもっとパワーが出ていてほしいところです。
■スバル サンバートラック(オーナー:国沢光宏氏)
改めて説明するまでもなく、現行サンバートラックはダイハツのハイゼットトラックのOEMである。なんでハイゼットじゃないかといえば、ブランドイメージです。
フロントに付いているエンブレムひとつとっても、スバルはレヴォーグと同じタイプ。ハイゼットだとやっすいヤツです。同じ車両価格ならエンブレム分だけで得した気分になれる。
そもそもダイハツのディーラーだと軽自動車の平均的な扱いながら、スバルなら登録車と同じ対応。ということでサンバーです。クルマそのものは満足度100点。
「グランドキャブ(ダイハツはジャンボ)」と呼ばれる大きいキャビン付きを選んだのだけれど、軽トラックなのにリクライニングできる。身長183cmの私が乗っても窮屈じゃない!
さらに中途半端な性能ながらスマートアシストIIIもあるし、ヘッドライトは視認性のいいLEDを採用しているなど満足度絶大です。
【画像ギャラリー】「先達はあらまほしきことなり」!! レヴォーグ・カローラ・マツダ3・N-BOX サンバートラックの魅力をギャラリーでチェック!(21枚)画像ギャラリー
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