2月に入り、まだまだ寒さは続いている。雪が降り、ウインドウが凍り、周囲には雪が積もるそんな中でクルマを使う時に思うことは、こんなカー用品を「クルマに積んでおけばよかった」。
まさに「備えあれば憂いなし」的なカー用品にはどんなものがあるだろうか? 例えば解氷剤、雪かきもできるゴム付きの伸縮ブラシ、アイススクレイパー、滑り止め付きグローブなどなど。使い方と実際にいくらで売られているかも合わせて紹介していきたい。
文/高根英幸
写真/AdobeStock(トップ画像=standret@AdobeStock)
■クルマの走りを支えるグッズ
この冬、首都圏では積もるほどの降雪はまだ1度だが、首都圏でもまだまだ積雪の可能性はある。そうなってから慌てて手に入れようと思っても、手に入らないか苦労する。サイズなどを間違えて購入してしまう可能性もある。
まずはクルマの走りを支えるグッズやアイテムを紹介しよう。降雪などの厳寒時には、積んでおきたいのはタイヤの滑り止めアイテムだ。特に夏タイヤのまま冬を越えるのであれば、タイヤチェーンは絶対に用意しておくべきだ。その前に、ライや交換の際に使うゴムグローブもトランクに入れておきたい。
金属チェーンが一番強力で安心だが、装着にはややスキルが要求されるうえに、ドライ路面では速やかに取り外さないとチェーンが減って千切れ、ボディを傷付ける可能性がある。雪や凍結がなければ舗装を削ってしまうので環境にも良くない。
また購入して積んでおくだけでは、いざ雪が降ったときには取り付けにモタついたりしていると寒さで身体を壊したり、他車の走行に晒されるので危険でもある。
手軽な布タイプでも短距離低速なら効果はあるから割り切って利用するのも手だし、スプレータイプでも、何も積んでいないよりはマシだ。
タイヤチェーンは金属でも樹脂製でも、タイヤの内側でジョイントする必要があるので、作業時には袖が汚れがちだ。タイヤチェーンによっては、長い手袋が付属している場合もあるが、付属していないのであれば購入して積んでおくといい。除雪の作業でも役に立つ。
出先で突然のチェーン装着に備えて、タイヤの脇で座り込んだり寝そべったりしても大丈夫なように、少し厚めのマットか毛布も積んでおきたい。凍結路面でスタックしてしまった場合にタイヤと路面の間に食い込ませて滑り止めとして使うこともできる。
外したチェーンや作業で濡れたり、汚れた衣服を放り込んでおける環境もあれば、後で面倒なことになり難い。
ラゲッジスペースにマットを敷いて、綺麗なモノを積む時と汚れたモノを積む時にひっくり返して使い分けると便利だ。ラゲッジマットは専用品である必要もない。汎用のマットをラゲッジのサイズにカットして使うこともできる。
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