■2022年日産の新型車はフェアレディZ、軽EVなど
日産の2022年発売予定の新型車は2月にフェアレディZのフルモデルチェンジ、4月に軽自動車ベースの新型電気自動車、4月にエクストレイルの一新などとなっています。このほか、追加モデルでは5月にキックスの4WD車設定などがある予定です。
次期型セレナは2022年後半に投入される見込みですが、2023年に先送りになる可能性もあります。
次期型フェアレディZはすでに北米仕様が公表されており、日本バージョンは基本的にその右ハンドル仕様となります。パワーユニットは現行スカイライン400Rと同じ405psの3Lツインターボを搭載します。
次期型エクストレイルは、本来2021年前半の投入予定でしたが、半導体部品の供給遅れなどで2022年秋に先送りになります。次期型は三菱アウトランダーとプラットフォームを共用した姉妹車となります。
パワーユニットは2LガソリンNAと新開発の1.5Lターボe-POWERの2本立てになりそうですが、e-POWERだけに一本化する可能性もあります。
■ホンダ2022年の新型車はステップワゴン、シビックタイプR、小型SUVなど
ホンダは2022年のニューモデル展開で、ステップワゴンとシビックタイプRのフルモデルチェンジ、新しい小型SUVを投入します。マイナーチェンジではフィット、追加モデルはシビックにハイブリッドを設定します。
ステップワゴンは5月にもフルモデルチェンジする予定です。新開発のプラットフォームを採用する次期型は全幅を1750mmに拡大した3ナンバーサイズとなり、クォリティアップ、使い勝手の向上、安全対策強化が図られます。
パワーユニットは従来の2Lハイブリッド、1.5Lターボを踏襲しますが改良版を搭載します。ハイブリッドは従来の2WDに加えて4WD車もラインナップに加えます。バックドアのわくわくゲートは廃止され、跳ね上げ式のみのハッチゲートになります。
シビックタイプRはキープコンセプトで、パワーユニットとボディ剛性の性能向上、足回りの強化などで走りのポテンシャルが一段とアップします。
エンジンは2Lターボを踏襲しますが、より加速性能に磨きをかけます。今回も限定生産になる可能性が高いです。また、シビックシリーズには1.5Lハイブリッド車が追加設定され、同時にインサイトが廃止されます。
新小型SUVはヴェゼルベースの上級モデルで、2Lハイブリッドと1.5Lターボユニットを搭載します。車両価格は260万〜350万円程度になりそうです。
■スズキ2022年のニューモデル展開はスイフトの世代交代
スズキの2022年におけるニューモデル展開はスイフトのフルモデルチェンジが予想されます。次期型のスイフトは現行型にある1.2Lのストロングハイブリッドを廃止して、マイルドハイブリッドだけに一本化します。デビューは9月頃が予想されます。
また、2022年はアルトラパンもフルモデルチェンジする可能性があります。12月に一新したアルト同様にマイルドハイブリッドによって電動化され、夏頃に登場するかもしれません。
■ダイハツ2022年の新型車はムーヴのフルモデルチェンジ
ダイハツムーヴのフルモデルチェンジは2022年の中盤になりそうです。次期型は電動化をどのように進めるかまだ明らかになっていませんが、660ccエンジンを発電に使うシリーズハイブリッドの搭載が有力です。
またムーヴキャンバスも夏頃に世代交代するという情報があります。
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