ルノーが独自に開発したハイブリッドシステムである「E-TECHハイブリッド」。ルノーは、今春登場するクーペクロスオーバー、新型アルカナを皮切りに、この「E-TECHハイブリッド」を搭載したモデルを、順次日本市場に導入することを発表しました。
この「E-TECHハイブリッド」は、ルノーが得意とするF1のハイブリッド技術をベースにしたシリーズ・パラレル式ハイブリッドであり、ルノーとアライアンス関係にある日産のe-POWERとはまったくの別物。E-TECHハイブリッドとはどのようなシステムなのか、その構成と特徴について考察します。
文:Mr.ソラン、エムスリープロダクション
写真:ルノー、イラスト:著者作成
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コメントの使い方ホンダ e:HEVは,シリーズ型であり,シリーズ・パラレル切り換え型では,ありません。シリーズ型は,エンジン→発電機→(蓄電池)→駆動モーター と経由するため,電気的な損失が5~10%あります。スプリット型と比較すると,街乗りでは,回生量が大きいので,あまり差が出ません。しかし高速走行では,回生頻度が低く,車両重量が重いため,燃費としては,20%くらい悪化します。