■トヨタ ヤリス(8232台/月)
●おすすめの買い方…7年以上の長期スパンで保有を続ける前提なら、現金一括払いや少額通常ローンをおすすめしたい。数年後の乗り換えを前提に考えるなら、トヨタのサブスク「KINTO」を使うのがいいクルマだ。コンパクトカーは残価率が低く、中古車の価格も下がりやすい傾向がある。だから、乗り換え前提で契約するKINTOを選び、手放す際の心配事を最小限にしたい。税金・保険・メンテナンスの料金も含めた月々支払いのため、ヤリスを1台目に選ぶカーライフ初心者にもおすすめできる買い方だ。KINTO限定の特別仕様KINTOツーリングセレクションを選べるのも魅力。(佐々木 亘)
●おすすめグレード…1.5LエンジンのGを選ぶ。動力性能に余裕があり、スマートエントリーなども装着して、価格を177万3000円とした。ただしLEDヘッドランプなど2種類以上のオプションを加える時は、これらを標準装着した最上級のZも検討する。オプション価格が少し割高で、Zの価格に近付く場合があるからだ。
■トヨタ ヤリス(2020年2月発売開始)
・価格帯:139万5000〜252万2000円
・全長×全幅×全高:3940×1695×1500mm
・重量:1020kg
・最小回転半径:4.8m
・エンジン:1.5L、直3(120ps/14.8kgm)
・WLTCモード燃費:21.6km/L
・おすすめグレードの価格:177万3000円
■人気No.1グレード:X
■値引き目標額:19万円
■納期:約6カ月待ち(2022年1月時点)
■日産 ノート(シリーズ・7463台/月)
●おすすめの買い方…残価設定ローンの3年後の残価率(新車価格に占める残価の割合)は、ノートは44%と低いが、ノートオーラは47%で少し有利になる。シリーズの内、ノートを買う時は、グレードをベーシッ クなSに抑えて、低価格のカーナビを装着する。合計額を220万円程度に設定して、 ローンは使わず現金で購入するのが得策だ。上級仕様が欲しい場合は、ノートオーラGレザーエディションを選ぶ。現金で買うには価格が高いこともあるの で、残価設定ローンを使う。なおノートオーラは新型車で、内外装が上質だから、数年後に売却する時も好条件が期待できる。(渡辺陽一郎)
●おすすめグレード…ノートにプロパイロットと LEDヘッドランプをオプションで加えると、合計額が270万円を超える。むしろノートよりも、ノートオーラGレザーエディションが割安だ。そこに約17万円を加えると、スポーティなニスモを買える。つまりノートシリーズで一番買い得なのは、ノートオーラニスモになる。
■日産ノート(シリーズ/2020年12月発売開始)
・価格帯:202万9500〜286万9900円
・全長×全幅×全高:4125×1735×1505mm
・重量:1270kg
・最小回転半径:5.2m
・エンジン:1.2L、直3(82ps/10.5kgm)+モーター(136ps/30.6kgm)
・WLTCモード燃費:23.3km/L
・おすすめグレードの価格:286万9900円
■人気No.1グレード:X
■値引き目標額:18万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点)
■ホンダ フィット(4829台/月)
●おすすめの買い方…フィットは最短1カ月から利用できるサブスクリプションを検討したい。自動車税や重量税などは月々の支払いに含まれていて、無理なくクルマを維持できるのが特徴。特にクルマの使用頻度が比較的少ないユーザーでも、この方法は買いやすい。(木村俊之)
●おすすめグレード…e:HEVホームを選ぶ。ノーマルエンジンと比べた時の価格上昇は約35万円と安い。
■ホンダ フィット(2020年2月発売開始)
・価格帯:155万7600〜286万6600円
・全長×全幅×全高:3995×1695×1540mm
・重量:1190kg
・最小回転半径4.9m
・エンジン:1.5L、直4(98ps/13.0kgm)+モーター(109ps/25.8kgm)
・WLTCモード燃費28.6km/L
・おすすめグレードの価格:211万7500円
■人気No.1グレード:e:HEVホーム
■値引き目標額:23万円
■納期:約3カ月待ち(2022年1月時点)
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