■軽がある日本では、アイゴXの需要は限定的か
ボディサイズは小さくデザインもスタイリッシュで、走りも期待でき、最新のアイテムも満載されたアイゴXだが、日本では、ヤリスよりも小さいクルマを求める顧客は、軽自動車に流れていく。
そしてその軽自動車とアイゴXを比べてしまうと、アイゴXの室内は狭すぎる。欧州では、アイゴ同様に人気車となることは間違いないが、軽自動車という独自の規格をもつ日本では、需要は限定的となると思われる。
そして実は、日本には、このアイゴXではなく、アイゴXのレクサス版が導入されるのではないか、という噂がある。
2015年のジュネーブモーターショーで発表されたマイクロサイズのSUV「LF-SA」は、レクサスらしくスピンドルグリルをまとった2シーター。確かに外観はアイゴXと似ているが、アイゴXが4シーターの5ドアSUVであることを考えれば、若干違う。
このLF-SAが本当に登場するかはわからないが、もし実現すれば、ファーストカーカーにLSやES、LX、RXといった大型車を所有している方で、2台目、3台目にマイクロカーが欲しいといった高級車志向の顧客にとっては、1つのいい選択肢となるだろう。
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