EJ20型WRX STI、NSXが話題の新プロジェクトに!! 「ハイドライバーズ」登場車 6選

EJ20型エンジン搭載車も登場!! スバルからはこの2台!!

登場車種:スバルVAB型WRX STI&ZC6型BRZ
キャラクター:釈迦堂雷(しゃかどう らいう)、響クラウド(ひびき くらうど)、藤堂霞(とうどう かすみ)

 1992年に登場した初代インプレッサのスポーツモデルで、ラリーをはじめとしたモータースポーツ参戦ベース車となるWRXが起源となる2014年登場のVAB型WRX STIは、WRXとしては4代目となるモデルである。

 VAB型WRX STIはSIシャーシと呼ばれるプラットホームや伝統のEJ20型ターボエンジンといった基本部分は、3代目モデルを継続した改良型だ。そのなかで大きな違いとして挙げられるのは5ドアハッチバックと4ドアセダンという2つのボディがあった3代目モデルに対し、VAB型4代目モデルは4ドアセダンのみとなった点だ。

 VAB型4代目モデルはいろいろな意味で苦しい環境のなか、スバル車らしく毎年のように改良されていたのだが、EJ20ターボエンジンの環境対応という節目もあり、惜しまれながら2020年に絶版となった。

 絶版の際にフィナーレを飾る限定車として設定されたファイナルエディションはスペックこそ変わらないものの、エンジン内部パーツの入念な重量合わせなどが行われた特別なモデルだっただけにオーダーが殺到し、抽選に落ちた購入希望者が多数いたほどだった。

 ZC6型初代BRZは、デザインと企画はトヨタ、開発と生産はスバルという両社の協業により2012年に登場したスポーツカーである。初代BRZのトヨタ版となる86も同様なのだが、初代BRZは2LNAエンジンを搭載するFRのスポーツカーということもあり、「充分な速さは持つけど、強烈に速いわけではない」というモデルだった。

 その代わりコントロール性の高さをはじめとした扱いやすさを基板とした楽しさや、充分な荷物が載る実用性といった実にバランスのいいスポーツカーに仕上がっており、この点も大きな理由に初代BRZは初代86とともに着実な販売実績を残した。

 このことはアフターマーケットの活性化や2021年登場した2代目モデルへの継続など、非常に大きな功績を残し、BRZと86は日本を代表するスポーツカーに成長した。

トヨタからは、2019年に復活したGRスープラが登場!!

BMWとの協業により17年ぶりに復活した現行90スープラ。写真は、初代70型スープラ発売から35周年をを記念した特別仕様車、35thアニバーサリー・エディション(グレードはSZ-R)
BMWとの協業により17年ぶりに復活した現行90スープラ。写真は、初代70型スープラ発売から35周年をを記念した特別仕様車、35thアニバーサリー・エディション(グレードはSZ-R)

登場車種:GRスープラ
キャラクター:鳥谷京(とりたに きょう)、龍ケ崎圭(りゅうがさき けい)、早乙女麟(さおとめ りん)、亀梨万(かめなし まんと)

 スープラはセリカの上級モデルとなるXXが発展したモデルで、日本では1986年登場の初代A70型と1993年登場の2代目A80型が販売されていた。スープラは2代目モデルで排ガス規制の強化により2002年にR34型スカイラインGT-RやFD3S型RX-7などとともに一度絶版になっており、2019年登場の現行型3代目モデルはスープラとしては17年振りの復活である。

 いかに大トヨタといえどスープラ級のスポーツカーを自社だけで開発するというのは負担の大きい事業なこともあり、3代目スープラは86&BRZのようにトヨタが業務提携を結ぶBMWとの共同開発車として開発された(そのため輸入車となる)。

 3代目スープラは兄弟車でオープンボディのBMW Z3に対し2シータークーペとなるモデルで、コンセプトやボディ形状もあり、より硬派なモデルとなっている。

 スープラに搭載されるエンジンはすべてBMW製で8速ATのみと組み合わされる、標準とハイチューンの2L直4ターボ、スープラの伝統である直6の3Lターボの3つだ。

次ページは : 「スーパーカー」の概念変えた? 日産R35型GT-R登場!!

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