早くも1年待ち!? 新型ノア&ヴォクシー 最新納期と知っておきたい買い得ポイント

決算時期だと肩肘を張らず、まずは試して早めの注文

 ノア・ヴォクシーは、ほとんどの販売店では試乗車が行きわたり、実際に乗って試して、購入検討することができる。この点が、先行受注段階のステップワゴンとは大きく違うところ。

 試乗してから検討できるアドバンテージは大きく、トヨタディーラーでは「まず乗ってもらう、見積もりはそれから」と、試乗車をフルに活用した営業スタイルで、ノア・ヴォクシーの販路拡大を目指す。

 ノア・ヴォクシーに関しては、決算時期だからと値引きが拡大しているということはないが、多くの購入特典(オプションプレゼントやガソリンプレゼントなど)を用意しているお店が多く、契約の背中を押す存在となっている。

 気になる車両本体値引きだが、初期段階ではほぼゼロ提示、契約時には車両本体価格の3~5%程度(ノアハイブリッドS-Z 2WDで15万円~20万円程度)が出れば充分といった状況だ。地域差やお店ごとの差も少ないため、複数店舗で長期の商談にするのはあまりお勧めできない。

 注文時期を後ろにずらせば、納車時期はさらに大きく後ろ倒しとなるため、長期交渉ではユーザーのデメリットが多くなる。時間のかかる長期戦を仕掛けるよりも、ノア・ヴォクシーに関しては、短期の1点集中とした方が、いい結果が生まれると思う。(値引き額や割合は、お店や地域により異なる。本文中の金額は筆者調べの参考値)

 買い方は、保有予定期間によって変えたほうが良い。5年までの保有予定であれば、リセールバリューを保証してくれる残価設定ローンがおススメだ。ノアのエアロタイプ、ヴォクシーを選んで、アルファード並みの高残価率を利用し、月々のローン負担を少なくする購入方法が良いだろう。

 5年を超える長期保有なら、ノアの標準タイプがおススメだ。こちらは現金一括購入や、払いきりの長期ローンを使ってもいい。エアロタイプに比べて低い車両本体価格で、充実装備の一台に乗れる。

 ノア・ヴォクシーでは、現金一括よりも、積極的に残価設定ローンを使いたい。特にノアのエアロタイプとヴォクシーならば、高い残価率が保証されるため、この一択でも差し支えないだろう。また、残価設定ローンを選ぶ方が営業マンの心証も良く、サービス拡大につながるかもしれない。

 年度内登録をできるという意味では、新車の決算商戦は前年の12月ごろから既にスタートしている。こうした時期も重なり、いいスタートを切ったノア・ヴォクシーは、今後も販売台数を伸ばしていくだろう。

 値引き幅が大きく広がる気配も少ないため、お得に買うなら、今後も決算やボーナス商戦などの、景品・サービス付きの時期を狙って購入していくことをおすすめする。

【画像ギャラリー】長期交渉だと納車時期がさらに後ろ倒しに!! 今が買い時な新型ノア・ヴォクシー(22枚)画像ギャラリー

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