ビンテージイヤー「1989年」を生んだ1980年代の名車20選


■02:日産 レパード(初代・1980~86年)

日産 レパード(初代・1980~86年)

 1980年9月に日産が新ブランドのプレミアムカーとして送り出したのがレパードだ。際立つ個性の2ドアHTとスペシャルティカー感覚の4ドアHTを設定し、フェンダーミラーにワイパーを内蔵してライバルを驚かせた。

 インテリアは今につながるマルチメーターやドライブコンピュータなど、時代を先取りした革新装備を数多く採用している。

 4輪独立懸架のサスペンションにはオートレベライザーを組み込んだ。主役となるのは2L直6で、1981年夏にターボを追加。1984年には3L・V6ターボを投入した。

 ソアラには負けたが、志はとても高かった。

●日産 レパード(初代・1980~86年)
・全長×全幅×全高:4630×1690×1345mm
・ホイールベース:2625mm
・車重:1370kg
・エンジン形式:V6OHCターボ
・総排気量:2960cc
・最高出力(★):230ps/5200rpm
・最大トルク(★):34.0kgm/3600rpm
・10モード燃費:8.0km/L
・価格:333万8000円(2ドア300ターボ グランドエディション)

■03:ホンダ プレリュード(2代目・1982~87年)

ホンダ プレリュード(2代目・1982~87年)

 リア駆動のスペシャルティカーが一般的だった時代に、その常識を覆したのがホンダのプレリュードだ。

 強烈な印象を残し、販売面でも大成功を収めたのは1982年11月に登場した2代目のプレリュードである。エレガントな2ドアクーペで、低いボンネットの先端にセミリトラクタブルヘッドライトを装備した。

 フロントサスペンションは画期的なダブルウイッシュボーンで、ミズスマシのように軽やかなハンドリングが自慢だ。日本初の4輪ABSの採用も注目を集めた。

 国産スペシャルティカーが若者に大人気で、元祖デートカーと言われる存在でもあった。

●ホンダ プレリュード(2代目・1982~87年)
・全長×全幅×全高:4375×1690×1295mm
・ホイールベース:2450mm
・車重:1040kg
・エンジン形式:直4DOHC
・総排気量:1958cc
・最高出力(★):160ps/6300rpm
・最大トルク(★):19.0kgm/5000rpm
・10モード燃費:12.0km/L
・価格:209万5000円(2.0Si)

■04:日産 ブルーバード(7代目・1983~87年)

日産 ブルーバード(7代目・1983~87年)

 1983年に登場した7代目ブルーバードはFF方式に転換したファミリーカーだ。

 人気の高かった910系の流れを汲むエッジのきいたシャープなデザインを採用し、主力は4ドアセダンと4ドアHTとしている。FF化によってキャビンは広くなり、後席の快適性も大きく向上した。

 エンジンは1.8LのCA18型と2LのCA20型直列4気筒SOHCが主役だ。高性能版のターボやDOHCターボも用意した。

 1984年秋にはボンネットを90mm延ばし、VG20E型V型6気筒を収めた上級FFセダンのブルーバード・マキシマを投入。余裕あるV6ターボも送り出すなど、新境地を切り開いている。

●日産 ブルーバード(7代目・1983~87年)
・全長×全幅×全高:4530×1690×1370mm
・ホイールベース:2550mm
・車重:1240kg
・エンジン形式:直4DOHCターボ
・総排気量:1809cc
・最高出力(★):145ps/6400rpm
・最大トルク(★):20.5kgm/4000rpm
・10モード燃費:12.0km/L
・価格:210万3000円(ツインカムターボSSS-S)

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