車両本体価格だけに惑わされると損をする!
前項ではプラグインハイブリッド車のメリットを紹介してきたが、それらをまとめると以下のようになる。
【プラグインハイブリッド車のメリット】
○燃費が良い(ガソリンの消費量を抑えることが可能)
○電気自動車よりも航続距離が長い
〇充電スタンドだけに頼らなくて良い
○災害時やアウトドアでは家電が使える外部給電機能
〇各種の免税措置や補助金サービスをフル活用できる
しかし、プラグインハイブリッド車の最大のデメリットは、「車両価格が高い」という点にある。特に、使用頻度が低い人、一回の走行距離が短い人にとっては、車両価格が手頃なハイブリッド車のほうがお得と言える。また、ラインナップが少ないため、車種選択の幅が狭いというのもデメリットと言えるだろう。
ただし、充電スタンドがまだ少ないエリアも多く、自宅にその設備を整えるにもコストがかかることもデメリットと言われてはいるが、これはガソリンが併用でき、回生ブレーキで発電もできるプラグインハイブリッド車においてはさほど大きなデメリットではないだろう。
デメリットもあるとはいえ、国はすでにハイブリッド車からプラグインハイブリッド車、電気自動車推しへとシフトしつつある。つい先日も、東京都では都内で新築する戸建てやマンションには充電設備の設置を義務化することを検討しているというニュースも報じられたばかりだ。
今後は、ハイブリッド車よりもプラグインハイブリッド車や電気自動車のほうが得なことが増えてくることは必至。ハイブリッド車か、プラグインハイブリッド車か迷ったら、車両本体価格だけで決定するのではなく、税制、環境、そして自身のライフスタイルを十分に考慮して選択してほしい。
【画像ギャラリー】アツすぎないECOがかっこいい! だったらプラグインハイブリッド車がいいかも!!(8枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方