充電ポートから充電が可能なプラグインハイブリッド車。ここがハイブリッド車との大きな違いだ
SUVタイプのPHEVのなかで世界一の累計販売台数を誇る三菱 アウトランダーPHEV。NORMALモード、EVプライオリティモード、バッテリーセーブモード、バッテリーチャージモードと、シーンや目的に合わせて4つのモードをスイッチひとつで切り替えることができるシステムを擁している
トヨタはいち早くプラグインハイブリッドモデルを投入。プリウスPHVは、2009年よりリース販売され、2012年から市販化された
プリウスPHVでは、急速充電インレットに、外部給電機能(V2H)をオプション設定。V2H機器(別売)と接続することで、クルマに蓄えた電気を住宅に供給可能とすることで、災害などの停電時でも蓄電池として活用できる。また、住宅の太陽光発電などで生じた余剰電力を、車両の駆動用バッテリーに蓄電することも可能に
4月7日には、MAZDA CX-60がお披露目され、マツダ初のプラグインハイブリッドシステム「e-SKYACTIV PHEV」を搭載モデルもラインナップに加わることが発表された
三菱 エクリプスクロスは、2020年12月の大幅改良に伴い、クリーンディーゼル車を廃止し、PHEVモデルを設定
2021年10月には、LEXUS初のプラグインハイブリッド車、NX450h+が登場。外部からの給電によってエアコンやオーディオなどを使用できる機能、「マイルームモード」を設定することで、バッテリー上がりを気にすることなく、車内で快適に過ごすことができる
専用の充電設備にはコンセント型と充電ケーブル付きがあり、設置費用は業者によって変わってくるが、コンセント型の場合はトータルで10~50万円程度、充電ケーブル付きの場合30~100万円程度はかかる