シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選

■歴代モデルの価格の推移(いずれもデビュー時)

シビックタイプR:価格差は約3倍(初代と現行)
 インテグラタイプRに次ぐモデルとしてシビックタイプRがデビューしたのは1997年8月。1.6L NAエンジンだったものが、2.0Lターボエンジンを搭載し、いまや最高出力320psをたたき出すまでにいたった。

 モデルチェンジするたびにパワーアップし、ボディは大きくなり・・・。200万円前後だった車両本体価格も、いまや500万円オーバーの域に。

初代:EK9型
・デビュー年:1997年8月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1595cc
・最高出力/最大トルク:185ps/16.3kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4180×1695×1360mm
・新車価格:169.8〜219.8万円
・中古車の平均価格:274.6万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代シビックタイプR(EK9型)のデビュー年は1997年8月

2代目:EP3型
・デビュー年:2001年12月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1998cc
・最高出力/最大トルク:215ps/20.6kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4140×1695×1430mm
・新車価格:220〜255万円
・中古車の平均価格:153.2万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
2代目シビックタイプR(EP3型)のデビュー年は2001年12月

3代目:FD2型
・デビュー年:2007年3月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1998cc
・最高出力/最大トルク:225ps/21.9kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4540×1770×1430mm
・新車価格:283.5〜477.8万円
・中古車の平均価格:289.1万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
3代目シビックタイプR(FD2型)のデビュー年は2007年3月

4代目:FK2型
・デビュー年:2015年12月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1995cc
・最高出力/最大トルク:315ps/40.8kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4390×1880×1460mm
・新車価格:428万円
・中古車の平均価格:430.9万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
4代目シビックタイプR(FK2型)のデビュー年は2015年12月

5代目:FK8型
・デビュー年:2017年9月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1995cc
・最高出力/最大トルク:320ps/40.8kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4560×1880×1440mm
・新車価格:450〜550万円
・中古車の平均価格:519万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
現行モデルにあたる5代目シビックタイプR(FK8型)のデビュー年は2017年9月

日産スカイラインGT-R(第2世代):価格差は1.46倍(R32とR34を比較)
 いわゆる「第2世代GT-R」の中古車相場の高騰がすさまじい状況だが、R32型スカイラインGT-Rがデビューした当時は400万円台半ばで販売されていた。

 いま振り返ってみると、R33型、R34型とモデルチェンジを重ねても、極端に車両本体価格が上昇するわけではなかったことに気づかされる。

BNR32型:
・発売開始:1991年8月
・エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2568cc
・最高出力/最大トルク:280ps/36kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4550×1760×1340mm
・新車価格:430.5〜529万円
・中古車の平均価格:716.3万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スカイラインGT-R(BNR32型)のデビュー年は1991年8月

BCNR33型:
・デビュー年:1995年1月
・エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2568cc
・最高出力/最大トルク:280ps/37.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4680×1780×1360mm
・新車価格:478.5〜1200万円
・中古車の平均価格:660.5万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スカイラインGT-R(BCNR32型)のデビュー年は1995年1月

BNR34型:
・デビュー年:1999年1月
・エンジン:直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2568cc
・最高出力/最大トルク:280ps/36kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4660×1790×1360mm
・新車価格:499.8〜630万円
・中古車の平均価格:1784.2万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スカイラインGT-R(BNR34型)のデビュー年は1999年1月

三菱ランサーエボリューション :価格差は1.97倍(初代とXのGSRを比較)
 1992年デビュー以降、着実にモデルチェンジを重ね、進化を繰り返してきた「ランエボ」ことランサーエボリューションシリーズ。

 初代モデルが250万円前後で販売されていたことに驚きだが、エボXは500万円台に。根強いファンが多いだけに、復活が望まれる1台だ。

初代:CD9A型
・デビュー年:1992年10月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:250ps/31.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4310×1695×1400mm
・新車価格:220.8〜273.8万円
・中古車の平均価格:278万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代ランサーエボリューション(CD9A型)のデビュー年は1992年10月

2代目:CE9A型
・デビュー年:1994年1月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:260ps/31.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4310×1695×1420mm
・新車価格:230.8〜289.8万円
・中古車の平均価格:287.6万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
2代目ランサーエボリューション(CE9A型/ランエボ2)のデビュー年は1992年10月

3代目:CE9A型
・デビュー年:1995年2月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:270ps/31.5kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4310×1695×1420mm
・新車価格:273.8〜296.8万円
・中古車の平均価格:164.4万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
3代目ランサーエボリューション(CE9A型/ランエボ3)のデビュー年は1995年2月

4代目:CN9A型
・デビュー年:1996年8月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:270ps/36kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4330×1695×1420mm
・新車価格:249.8〜299.8万円
・中古車の平均価格:236.2万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
4代目ランサーエボリューション(CN9A型/ランエボ4)のデビュー年は1996年8月

5代目:CP9A型
・デビュー年:1998年1月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/38kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4350×1770×1420mm
・新車価格:259.8〜324.8万円
・中古車の平均価格:272.2万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
5代目ランサーエボリューション(CP9A型/ランエボ5)のデビュー年は1998年1月

6代目:CP9A型
・デビュー年:1999年1月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/38kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4350×1770×1420mm
・新車価格:259.8〜324.8万円
・中古車の平均価格:332.7万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
6代目ランサーエボリューション(CP9A型/ランエボ2)のデビュー年は1999年1月

・デビュー年:2000年1月(トミー・マキネンエディション)
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/38kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4350×1770×1420mm
・新車価格:259.8〜329.8万円
・中古車の平均価格:429.8万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
6代目ランサーエボリューション(CP9A型/ランエボ6.5)のデビュー年は2000年1月

7代目:CT9A型
・デビュー年:2001年2月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/39kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4460×1770×1450mm
・新車価格:251.8〜299.8万円
・中古車の平均価格:281.2万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
7代目ランサーエボリューション(CT9A型/ランエボ7)のデビュー年は2001年2月

8代目:CT9A型
・デビュー年:2003年1月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/40kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4490×1770×1450mm
・新車価格:274〜329.8万円
・中古車の平均価格:431.1万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
8代目ランサーエボリューション(CT9A型/ランエボ8)のデビュー年は2003年1月

・デビュー年:2004年2月(MR)
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/40kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4490×1770×1450mm
・新車価格:274〜339.8万円
・中古車の平均価格:351.1万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
8代目ランサーエボリューション(CT9A型/ランエボ8MR)のデビュー年は2004年2月

9代目:CT9A型
・デビュー年:2005年3月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/40.8kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4490×1770×1450mm
・新車価格:294〜357万円
・中古車の平均価格370万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
9代目ランサーエボリューション(CT9A型/ランエボ9)のデビュー年は2005年3月

・デビュー年:2006年8月(MR)
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/40.8kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4490×1770×1450mm
・新車価格:285.6〜362.3万円
・中古車の平均価格528.8万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
9代目ランサーエボリューション(CT9A型/ランエボ9MR)のデビュー年は2006年8月

10代目:CZ4A型
・デビュー年:2007年10月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ
・排気量:1997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/43kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4500×1810×1480mm
・新車価格:299.8〜540.5万円
・中古車の平均価格:307.7万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
10代目ランサーエボリューション(CZ4A型/ランエボ10)のデビュー年は2007年10月

マツダロードスター:価格差は約2.17倍(NAとNDを比較)
 1989年のデビュー以降、2022年現在までいちども途切れることなく販売され続けているロードスター。初代にあたるNA型は200万円前後で購入できた。

 現行のND型は300万円前後がボリュームゾーン。いずれ次期モデルも発売されるはずだが、何とかこれくらいの価格帯で収まってくれることを願いたい。

初代:NA6CE型
・デビュー年:1989年9月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1597cc、1839cc
・最高出力/最大トルク:120ps/14kgm、130ps/16kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3970×1680×1240mm
・新車価格:170〜280万円
・中古車の平均価格:129万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代シビックタイプR(EK9型)のデビュー年は1997年8月

2代目:NB6C/NB8C型
・デビュー年:1998年1月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1597cc、1839cc
・最高出力/最大トルク:125ps/14.5kgm、145ps/16.6kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3960×1680×1240mm
・新車価格:159.4〜251.6万円
・中古車の平均価格:78万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代シビックタイプR(EK9型)のデビュー年は1997年8月

3代目:NCEC型
・デビュー年:2005年8月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1998cc
・最高出力/最大トルク:170ps/19.3kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4000×1720×1250mm
・新車価格:220〜325万円
・中古車の平均価格:115万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代シビックタイプR(EK9型)のデビュー年は1997年8月

4代目:ND5RC型
・デビュー年:2015年5月
・エンジン:直列4気筒DOHC
・排気量:1496cc
・最高出力/最大トルク:131ps/15.3kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):3920×1740×1240mm
・新車価格:249.5〜368.3万円
・中古車の平均価格:233.8万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
初代シビックタイプR(EK9型)のデビュー年は1997年8月

トヨタスープラ:価格差は約3.96倍(初代と現行を比較)
 現行モデルではファン待望のMTモデルも発表され、注目度が高いスープラ。いわゆる「70スープラ」もボリュームゾーンは300万円前後と、決して安くはなかった。
 それが「80スープラ」では400万円台に。現行モデルは700万円オーバーも。このご時世、スープラというスポーツモデルが存在してくれるだけありがたいと思うべきなのか・・・。

初代:GA70型/JZA70型
・デビュー年:1986年2月
・エンジン:直列6気筒SOHC、直列6気筒SOHCターボ、直列6気筒DOHCターボ、直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:1988cc、2491cc、2954cc
・最高出力/最大トルク:105ps/16kgm、185ps/24.5kgm、230ps/33kgm、280ps/37kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4620×1690×1310mm、4620×1750×1300mm他
・新車価格:197.9〜397.3万円
・中古車の平均価格:339.9万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スープラ(GA70型)のデビュー年は1986年2月

JZA80型
・デビュー年:1993年5月
・エンジン:直列6気筒DOHC、直列6気筒DOHCツインターボ
・排気量:2997cc
・最高出力/最大トルク:280ps/44kgm、280ps/44kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4520×1810×1280mm
・新車価格:284〜474万円
・中古車の平均価格:573.7万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スープラ(JZA80型)のデビュー年は1993年5月

3代目:DB02/22/82型
・デビュー年:2019年5月
・エンジン:直列4気筒DOHCターボ、、直列6気筒DOHCツインターボ(要確認)
・排気量:1998cc、2997cc
・最高出力/最大トルク:197ps/32.7kgm、340ps/51kgm
・ボディサイズ(全長×全幅×全高):4380×1870×1290mm
・新車価格:490〜783.5万円
・中古車の平均価格:654.9万円

シビックタイプRは初代が199万円 最新は550万円と約3倍! 国産スポーツ歴代の新車価格の推移5選
スープラ(DB02/22/82型)のデビュー年は2019年5月

次ページは : ■まとめ:次のモデルも値上がりか? 消滅or復活か?

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

あのトヨタスターレットが再び公道に舞い降りる!? 日産×ホンダ協業分析など新社会人も楽しめるゾ「ベストカー5月10日号」

トヨタの韋駄天が覚醒する! 6代目NEWスターレットのSCOOP情報をはじめ、BC的らしく高級車を大解剖。さらに日産・ホンダの協業分析、そして日向坂46の富田鈴花さんがベストカーに登場! 新社会人もベテランビジネスマンまで、誰もが楽しめるベストカー5月10日号、好評発売中!