■まとめ:次のモデルも値上がりか? 消滅or復活か?
国連欧州 経済委員会自動車基準調和世界フォーラムにおいて2015年に成立した「UN Regulation No.51 03 Series(R51-03)」の第三段階がフェーズ3というわけだ。
なお、前段階のフェーズ2はすでに各自動車の規格ごとに定められた規定値が2020年10月以降に販売される新車に適用されており、フェーズ3はさらに厳しい値が課せられることを意味する。
2022年10月、つまり今年の10月からこのフェーズ3へと移行するのだ。待ったなしである。
つまり、これからフルモデルチェンジを迎えるクルマは「このR51-03フェーズ3 」をクリアしない限り、販売が許されなくなるのだ。
メーカーとしてもこれらの数値をクリアしつつ、デザイン、性能、価格など、あらゆる条件を満たしつつニューモデルを世に送り出さなくてはならないのだ。
新車価格が上昇しているからといって、メーカーを恨むのは筋違いだろう。むしろ、あらゆる法規制をクリアし、さらには販売台数が見込めないにもかかわらず、世に送り出してくれることに感謝すべきかもしれない。
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