7代目クラウンのロイヤル・ツインカム3000や、1985年のマイナーチェンジで生まれたロイヤルサルーン・スーパーチャージャー2000、トヨタ店40周年を記念して登場した特別企画車アスリートのCMで使われていた「いつかはクラウン」のキャッチコピー。
クラウンのキャッチコピーは数多くあるが、これほど鮮烈な印象を残し、後世に語り継がれた言葉はないだろう。
12代目のゼロクラウンでは「かつてゴールだったクルマが、いまスタートになる」と、「いつかは~」が「いまから~」に変化し、その後は「リボーン」「ビヨンド」と憧れというよりは、再出発を意識したキャッチフレーズが多くなった。
果たして一世を風びした「いつかはクラウン」の精神は、間もなく登場する16代目に踏襲されているのだろうか。クラウンオーナーの声から、新型クラウンを考えていく。
文/佐々木亘、写真/TOYOTA
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