高級車としての「贅沢装備」
こうしてサンルーフが設定されているEVは基本的に500万円以上の車両価格を前提にしていることがわかる。補助金が必要とされるようなEVのような高級(高価)なクルマ、あるいは基本的に高価格である高級輸入ブランドのモデルでは、具体的には車両の前後方向に長く開口(ガラス)部の面積が大きいパノラマルーフが基本となり、商品性の向上とともに、装備として実感できる贅沢品として、購入価格への上乗せが可能という結論になる。
言い方はよくないかもしれないが、サンルーフは現状では高級車となるEVの「贅沢装備」として相性が良い。流行のクロスオーバーモデルと大型ルーフ、そして価格の高いプレミア性などとの相乗効果を利用して、EVの魅力を広めるという手法は、将来の普及やビジネスの方策としては充分に成り立つのだろう。
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