■車載用だから炎天下でも心配なし!! バックカメラ接続も可能で超充実内容
「アンドロイドナビ」というのは、その名の通り本体のオペレーティングシステムにスマホやタブレットでもおなじみの「Android」を搭載したもので、感覚的には車両にスマホやタブレットをホルダーで固定しているのと同じようなものとなる。
そのため“ナビ”と呼ばれてはいるものの、ナビシステムが搭載されているわけではなく「Googleマップ」や「yahoo! カーナビ」といったナビアプリをダウンロードして使用する形になるワケだ。なお、SIMカードに対応していない機種についてはテザリングなどで別途通信手段を用意する必要がある。
今回筆者が購入したのは、「ATOTO S8 Premium」と名付けられたもので、10インチの大画面モニターを持つモデル。購入時の価格は4万4999円と国産メーカーのおよそ半額となっていた。
実際、アンドロイドのタブレットであれば同じ画面サイズでももっと安価なものはたくさん存在しているが、こちらは当然ながら車載することを前提と作られているため、車両スピーカーやアンテナ、ステアリングリモコンなどの車両側に備わっているものに対応している。
それだけでなく、GPSアンテナや外部マイク、外部機器を接続するためのUSBケーブルやWi-Fiアンテナといったものも備わっている点が大きな違いとなっている。
また車内で使うことを前提として作られているため、炎天下の下で駐車した後や、真冬の寒い時期での起動においても立ち上がらないなどといったエラーが(現時点では)発生することもなかった。
そして車載機としては必須のBluetooth接続による音楽再生やAM/FMラジオ、ハンズフリー通話といった機能も付帯しており、オプションでバックカメラも接続可能となるなど、クルマで使う前提の装備が備わっている点も通常のスマホやタブレットとは異なる点と言えるだろう。
■日本語はちょっと不安定も納得のデキ!! これで十分!
肝心カナメの使い勝手についてだが、基本的にはアンドロイドのタブレットとほとんど変わらない使い勝手でストレスなく使用できるというのが正直なところ。最新のハイエンド機に比べるとややスローな感じもあるかもしれないが、気にならないレベルと言える。
ナビやその他のアプリについては当然ながらアプリ側の性能に依存するため、普段スマホで使っているのと同じ操作感で使えるというのもありがたいところ。ただ筆者のメインスマホはiPhoneであるため、当初はOSが違うことによる戸惑いもあったが、これは個人差があるところだろう。
また大画面ではあるものの、解像度自体は国産フラッグシップモデルに比べるとやや物足りない感があるが、個人的には車内で使うには十分といった印象である。
不具合らしい不具合としては一度ナビアプリを使用中にナビがフリーズしたことがあったが、再起動で何事もなく復帰したので、本体の不具合よりはアプリの問題かもしれない。
このようにリーズナブルな価格で購入することができる中華アンドロイドナビだが、やや日本語化が不安定なところがある点と、基本的にネット通販での購入となるため、取り付けは自分でやるか別途ショップに依頼しなければならない点がやや難点。
だが、ATOTOに関してはアフターフォローにも力を入れているようで、意外と不安は少ないと言えそうだ。
ディスプレイオーディオに完璧を求めるのであれば国産メーカー品をオススメするが、気軽に大画面のものを導入したいと考えているのであれば、選択肢の一つに入れてもいいのではないだろうか。
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コメント
コメントの使い方ようは中華タブレットと中身ほぼ一緒ですね。中華製品あるあるで、まず耐久性には注意です。アマゾンは一ヶ月なら問答無用で返品出来るけど、返品可能期間過ぎた2-3ヶ月で壊れるが結構ある。その辺、価格相応と、イザ何かあった(ハズレを引いた)ときに
割り切れる方じゃないと辛いかもです。
この中華ディスプレイ、ノイズ影響を検証して欲しい。防磁やノイズ対策が甘いと地デジやGPSの受信に影響がでるのはディスプレイ以外に中華ドラレコてもよく知られてること。
ハッキリ言って電気機器の知識が無い記事としか思えない。