世界よ、これも三菱車だ! 歴代三菱車から選ぶ「三菱でしか出せなかった唯我独尊車5選」

■掉尾を飾るのはあの迷車「ミラージュディンゴ前期型」

1998年登場の三菱 ミラージュディンゴ。ホンダ フィットを柴犬にたとえたりする清水氏だが、ミラージュディンゴは「アリクイ」にたとえた。なるほど……
1998年登場の三菱 ミラージュディンゴ。ホンダ フィットを柴犬にたとえたりする清水氏だが、ミラージュディンゴは「アリクイ」にたとえた。なるほど……

 1998年に登場した、伝説の迷車である。「スマート・ユーティリティワゴン」を名乗る、ごくまっとうな小型車だったが、デザインがあまりにも地味に不格好だった。

 縦に並べられた丸形4灯。それを取り囲むバンパー的な造形。顔のバランスがどうにも悪すぎる。つまりブス。ブスを説明すると、「バランスが悪くて奇異に感じる」ということになる。

 ブスと個性的美人は紙一重だが、ミラージュディンゴは、「アリクイ」的な顔のブス。そのうえサイドは無意味なオーバーフェンダー的な造形で武装しており、何もかもがチグハグだった。全身ブスである。

 実はこのヘッドライト配置、初代ミラージュの「六角形断面」をモチーフにしていたという! 24年後の今になって知りました。そうだったのか。このデザインも、三菱のセクト主義の賜物だったのだろうか。デザイン部門が独走したことは間違いない……ような気はします。

【画像ギャラリー】いろんな意味でシビれるぜ!! ミョ〜な筋肉に力を入れた結果生まれた三菱ならではの珍車たち(8枚)画像ギャラリー

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