クラウンがクロスオーバー市場に火をつけた? 萌え要素もある最新クロスオーバー「プジョー408」が激かっこいい!

日本へは2023年じゅうに上陸か

プジョー新型408
タッチスクリーンやタッチスイッチを多用したプジョー最新の「iコックピット」

 最新の運転支援システムが搭載されることも408のトピックだ。リリースによれば6台のカメラと9台のレーダーを搭載するとのことで、追い越し機能も備えたアダプティブ・クルーズ・コントロールや暗視システム、長距離のブラインドスポットモニターなどを実現しているという。

 308から導入された新世代「iコックピット」ももちろん採用。10インチのタッチスクリーンで多彩なコントロールを実現したほか、音声コマンドにも対応している。ちなみに本国でのトリム(内装)レベルはアリュール、アリュール・プレミアム、GTの順で豪華になるが、日本にどれが導入されるかは未定。

 そんな408だが、パリ自動車ショーでのお披露目と同時に、欧州向け限定モデル「ファースト・エディション」が発売された。その中身だが、PHVモデルをベースに20インチホイールとGTグレードのトリムラインを採用、さらに車載充電器や家庭用充電ボックス、公共充電設備の充電費用無料サービスなどが盛り込まれているらしい。価格はフル装備だけに5万600ユーロ(約739万円)と高価だが、508のハイブリッドGTも現地では約680万円だから、ガソリン仕様は500万円台となるとみていいだろう。

 日本にはいったいいつ来るかだが、ステランティス ジャパンによれば2023年じゅうの導入に向けて検討中とのこと。サプライチェーンの停滞など不確定な要素も多いだろうが、話題のクロスオーバーだけに一刻も早い発表を望みたいものだ。

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