■ETCカードの破損&盗難を防ぐためには
こうしたETCカードの破損、盗難を防ぐためには、クルマを離れるときにETCカードを抜いて、財布などに入れて持ち歩くのが一番。
高速道路のSAやPAで休憩するときも、車外からカードが見えるようなクルマなら、ETCカードを抜いて、クルマの外に出るようにしたい。
グローブボックス内に車載器があったり、マツダのスマートインETC(サンバイザーの後ろに隠れるように車載器を収納)のように、外から車載器やETCカードが見えないタイプなら、短時間の挿しっぱなしは問題ない(施錠は必須)かもしれないが、それでも真夏であれば、カードを抜いてクルマを降りた方が安心だ。
ちなみにBMWのミラー内蔵型の車載器は、ドライバー側からだと見えにくいが、意外と外から見えるので要注意。
また今でもクレジットカード一体型のETCカードを使っている人は、早めにETC専用カード(クレジットカード分離型)に切り替えておこう。
そして、車載器から抜き出したETCカードを、車内のどこかに置いておくのも当然NG。
どうしてもETCカードを挿しっぱなしにしておきたい人は、防犯用のセキュリティシステムをインストールして自衛するのがベスト。
盗難防止用のハンドルロックバーやタイヤロックなど、視覚的にも防犯意識をアピールできるアイテムと併用するのも有効だ。
それでもETCカードを盗まれた場合(紛失した場合も)は、まずカード会社の紛失受付の窓口に連絡をして、ETCカードの利用停止手続きをする。
そして警察に盗難届、遺失物届を出すこと。紛失したカードの不正利用があった際、カード会社から補償を受けられたとしても、警察に届け出ているのが条件になるので、速やかに警察に届け出ること。
■まとめ
クルマから離れるときはETCカードを車載器から抜き取り、クレジットカードと同じように厳重に扱うこと。
短時間でも挿しっぱなしにするのは、カードの有無が車外から見えない車載器のみ。
クレジットカードと一体式のETCカードは即座に分離型にして、リスクをヘッジし、夏場は熱によるICチップの破損やカードの変形にも気をつけよう。
【画像ギャラリー】警告がいちいちウルサイなと思うなかれ!! 降車の際にETCカードを抜かなければならない理由(5枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方いや、うるさいだけだから。
ほとんどの人は、一台の車でしか使わないからさしたままにしている。それなら、複数台に乗る人は今のままにして、他の方は車輌情報とETCを紐づけして、その車専用のカードすれば盗難の心配もなくなる。
ETCカード破損も盗難も実例が無いのに「抜かなければならない」って、石橋を叩いてカードを挿し忘れる、みたいな事になって説得力無いぞw
普通に熱で壊れた実例は有るぞ。
猛暑日に営業車に入れっぱなし放置で社用ETCカードがお亡くなりに。
今の季節なら平気だろうけど、猛暑日に入れっぱなしだけは辞めとけ。