■フェラーリ デイトナSP3(西川 淳)
ピュアなV12NAをリアミドに積んだデイトナSP3。
1960年代のプロトタイプスポーツカーを彷彿とさせるスタイルはもちろん、“感情むき出し”のパフォーマンスに心から痺れた。これが本当の跳ね馬だというならほかの市販モデルは“ただの馬”だ。
またフェラーリがこの手の本格的スポーツカーをマラネッロ(フィオラーノ)以外で試乗させることはまれで、スパフランコルシャンをはじめル・マンやニュルなどといった欧州名サーキットをツアーしての試乗会というイベント性もまた最高だった。
■フェラーリ SF90ストラダーレ(武井寛史)
今年、最も魂を揺さぶられたのはSF90(フェラーリ)。『ベストカー』11月10日号の「スーパーカー劇場」でも紹介させてもらったばかりで速さ、運動性能、制動性はズバ抜けていた。
フェラーリ初のPHEVを採用した市販車だけど、省燃費を目的とせずパワーに変換することで1000psを発生させている。さすがF1GPに初年度から参戦しているメーカーのクルマだけあって独創性が満載だった。
まぁ価格も飛びぬけて高いが完成度を考慮すると納得できる。悔しいけど、このクルマが買える人が羨ましい……。
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