雨後の筍状態のクルマの装備!!! いや、ちょっと待て!! 実は「ちょい使いづらいんじゃないの!?」な装備6選

消えるの早すぎ!? ワンタッチウインカー

装備の進化は止まらない…いや、ちょっと待て!! 実はちょい使いづらい装備6選
ウインカーの役割は後続車や歩行者などに方向を知らせることにある。それだけに、周囲が確認する前に点滅が終了してしまっては何もならない

 公道車になくてはならないウインカー。近年では、このウインカーもハイテク化が進んでいる。それがワンタッチウインカーと呼ばれる装備で、レバーを1回操作すれば、3~5回ウインカーが点滅し、自動的に消灯する。

 ワンタッチウインカー最大の利点は切り忘れが防止できること。ウインカーを点滅させたまま直進を続けるクルマいると、後続車や歩道者などは、いったいそのクルマがどこに行きたいのか戸惑うことが多いが、ワンタッチウインカーならばこうしたトラブルを回避できる。

 反面、複数回の点滅でウインカーが消えてしまうと、肝心の曲がるポイントや車線変更時にウインカーが点滅していないといった本末転倒な状況になることも考えられる。つまり、ワンタッチウインカー装備車を運転している時は、ウインカーを点滅させるタイミングを慎重に見極めなければならない。

 そしてもうひとつの難点は、一度作動させたワンタッチウインカーのキャンセルができないこと。間違って作動させてしまっても、一定時間はウインカーが点滅しつづけてしまうのだ。

 このように、ワンタッチウインカーにはまだまだ解決すべき課題も多い。もちろん、こうした新機能は採用例が増えるに連れて改善されていくのは間違いなく、いずれは使いやすくて安全な機能になるはず。その日が来るまで人間側でうまく対応していくのが賢明だ。

エコを考えれば必須だけど、やっぱりアイドリングストップは使いづらい?

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アイドリングストップをオフにできる車種もある。アイドリングストップ使用時はバッテリーやセルモーターへの負担が増えるため、こうしたデメリットとメリットを考慮して使い分けるとよいだろう

 信号待ちなどの停車中に自動的にエンジンをストップし、青信号でアクセルを踏み込むと再びエンジンが始動するアイドリングストップ機構。現在ではメジャーな機能になっているが、この機能を好まないドライバーも存在する。

 アイドリングストップがあれば停車中にガソリンを消費せず、排気ガスも出さないので環境負荷を減らせる。そのため現在の新車はほとんどがこの機能を搭載している。だが、再発進のたびにエンジンがかかることに違和感があったり、アクセルの踏み込みと実際の発進にタイムラグがあったりするのを不快に思う場合もある。

 そしてエンジン停止中はエアコンもオフになってしまうため、特に真夏の信号や踏切での遮断機待ちの際に車内温度が上がるのも好ましくないと言える。こうした問題を避けることを目的に、アイドリングストップ作動中でもエアコン始動時にはエンジンをストップさせない機能が搭載されたモデルもあるほど。

 なかにはアイドリングストップキャンセラーを搭載したクルマもあり、実際にアイドリングストップを解除しているドライバーも多い。とはいえ、アイドリングストップがガソリン代の節約や自然環境への配慮となるのもまた事実。やはり、これからの時代には必要な機能であり、運転者側が歩み寄るしかないのかも。

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