【ハンドルから異音?】 致命的なトラブルの前に「愛車危機察知能力」を強化せよ!!

【番外コラム】 今年も「猫バンバン」の季節がやってきた!!

 「危機管理能力」をテーマに、クルマを所有する全オーナーに向け注意を喚起してきたが、オーナーが予測すべき危機は、メカニカルなものだけではない。これからの季節で気を付けるべきは、ネコだ。

 寒い季節、ネコは暖を求めて、エンジンルームやタイヤハウス内に入り込んでしまうことがある。ネコがいることに気付かず、そのままエンジンをかけてしまうと……、そこに広がるのは阿鼻叫喚の地獄絵図だ。

 そんな悲劇を避けるため、日産が2016年から展開しているのが「猫バンバンプロジェクト」。エンジンをかける前にボンネットをバンバン叩いて車体を揺らし、ネコに人間の接近を知らせて逃げる時間を与えるというものだ。

 エンジンを切ってから、冷えきらないうちに再びエンジンをかけるようなパターンが一番危ないというから、「なんかやたらとネコがいるなー」というようなコインパーキングにクルマを止めてしまった時は要注意だ。ボンネットをバンバン叩くだけでなく、エンジンルームの目視も組み合わせれば、さらに完璧だ。

 今や日産以外のメーカーにも広がりを見せる「猫バンバン」、ぜひアナタも今日から実践してほしいにゃー。

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