ダイハツ タントとスズキ スペーシアはどっちがイイ!? 人気軽6モデル徹底比較

■これぞベーシック!! セダン軽対決 スズキ アルトvsダイハツ ミライース

スズキ アルト。2021年12月にフルモデルチェンジで質感が劇的アップ(94万3800~137万9400円)
スズキ アルト。2021年12月にフルモデルチェンジで質感が劇的アップ(94万3800~137万9400円)
ダイハツ ミライース。2017年デビューのため古さは隠せないが、エクステリアは新鮮さを失っていない(88万200~137万2800円)
ダイハツ ミライース。2017年デビューのため古さは隠せないが、エクステリアは新鮮さを失っていない(88万200~137万2800円)

 この2車種は格好のライバル同士で、常に相手を精査しながら開発を行う間柄だ。そうなると2021年末に発表されたアルトは、2017年登場のミライースに比べてかなり有利だ。

 アルトは低価格グレードにも14インチタイヤを装着して、足まわりも進化させ、安定性と乗り心地を向上させた。マイルドハイブリッドのWLTCモード燃費は27.7km/Lで、ノーマルエンジンでも25.2km/Lに達する。

 後者のLは価格が割安で、衝突被害軽減ブレーキ、後退時ブレーキサポート、サイド&カーテンエアバッグ、電動格納式ドアミラーなどを標準装着して100万円を下回る。インパネ周辺の質も高めているので魅力的だ。

 対するミライースにも軽快な運転感覚、シンプルで使いやすい内装などの特徴が備わっているが、総合的にはアルトのほうが買い得と言っていいだろう。

●判定格好のライバルだが、イースは古く、新しいアルトの勝ち!!

■2022年の軽シェア争いは!?

スズキとダイハツの軽販売台数(2022年1~10月)
スズキとダイハツの軽販売台数(2022年1~10月)

 スズキとダイハツは毎年、軽自動車で熾烈な販売合戦を展開し、2021年はダイハツがトップの座を死守したが、2022年はどうなるか?

 2022年1~10月までの軽乗用車、軽商用車の月別販売台数(左表)からもわかるように、軽乗用車はスペーシアシリーズが奮闘したスズキ、軽商用車はアトレー&ハイゼットが飛躍したダイハツがそれぞれ強さを見せ、合計ではダイハツが僅差でリードとなっている。

【画像ギャラリー】クルマ界の宿命のライバル・スズキとダイハツの軽を徹底比較……!!(24枚)画像ギャラリー

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