■これぞベーシック!! セダン軽対決 スズキ アルトvsダイハツ ミライース
この2車種は格好のライバル同士で、常に相手を精査しながら開発を行う間柄だ。そうなると2021年末に発表されたアルトは、2017年登場のミライースに比べてかなり有利だ。
アルトは低価格グレードにも14インチタイヤを装着して、足まわりも進化させ、安定性と乗り心地を向上させた。マイルドハイブリッドのWLTCモード燃費は27.7km/Lで、ノーマルエンジンでも25.2km/Lに達する。
後者のLは価格が割安で、衝突被害軽減ブレーキ、後退時ブレーキサポート、サイド&カーテンエアバッグ、電動格納式ドアミラーなどを標準装着して100万円を下回る。インパネ周辺の質も高めているので魅力的だ。
対するミライースにも軽快な運転感覚、シンプルで使いやすい内装などの特徴が備わっているが、総合的にはアルトのほうが買い得と言っていいだろう。
●判定……格好のライバルだが、イースは古く、新しいアルトの勝ち!!
■2022年の軽シェア争いは!?
スズキとダイハツは毎年、軽自動車で熾烈な販売合戦を展開し、2021年はダイハツがトップの座を死守したが、2022年はどうなるか?
2022年1~10月までの軽乗用車、軽商用車の月別販売台数(左表)からもわかるように、軽乗用車はスペーシアシリーズが奮闘したスズキ、軽商用車はアトレー&ハイゼットが飛躍したダイハツがそれぞれ強さを見せ、合計ではダイハツが僅差でリードとなっている。
【画像ギャラリー】クルマ界の宿命のライバル・スズキとダイハツの軽を徹底比較……!!(24枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方スペーシアベースはライバル不在では?しいて言うならウェイクでしょう。ただあの車走らなさすぎて終わりました。アトレーと比べるのはエブリイワゴンの方ですよ。不正・リコールが多いダイハツのイメージはがた落ちだと思われますが。
スペーシアギアのライバルは不在もしくはN-VANだと思います。そもそも用途が違いますので。アトレーのライバルはエブリイワゴン。あと、スペーシアは使い勝手トップクラス。デザインや燃費コスパなども加味するとスペーシアの勝ちでしょう。ワゴンRスマイルのデザインは安定したスクエアさとお洒落さを兼ね添えているのでワゴンRスマイルの勝ち。スズキにダイハツが勝てることはない。