東京オートサロンでは、煌びやかなカスタマイズカーを見る楽しみはもちろんあるが、整備士や設計士の卵である、自動車大学校のブースに面白いクルマが展示されていることが多くある。
2023年のオートサロンでは、今ではほとんど触る事の無い、ロータリーエンジンを積み込む車体のレストアを手掛けた2つの自動車大学校の姿が印象的だった。電気制御が進む中、あえて古いクルマに触れ、感覚を磨き上げる彼ら。
自動車大学校の生徒が、ロータリーエンジンに触れる意義は何なのか。学生たちの生の声も合わせて紹介していく。
文、写真/佐々木 亘
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