なにもかも値上げ&納期遅延で新車購入もままならない昨今。カーライフも若干マンネリ気味だなとお嘆きのそこのアナタ。カーライフに変化をもたらすのは別に新車に買い替えなくてもできるのだ。
二十歳の時に初代スバル インプレッサWRXを購入し、ぼちぼち30年が経とうという自動車評論家 マリオ高野氏。カーライフにプチ変化をもたらすべく、なんと埼玉から群馬への引っ越しを敢行した!!
※本稿は2022年12月のものです
文・写真/マリオ高野、清水草一
初出/ベストカー2023年1月26日号
■群馬県移住で家賃5万円・駐車場3台付きという極楽生活実現!
スバリスト的「住みたい街ナンバーワン」として、長年憧れていた群馬県太田市に転居しました!
東京近郊に比べると家賃は激安で、築年数が古めなら、庭つき一軒家でも充分射程圏内でした。
さらに調べると、3台の愛車が余裕で停められる広さの庭、プラスガレージとして使える物置付きの一軒家で、家賃たったの5万円という物件を発見。
現地をチラ見した瞬間、「ここで土に還りたい!」との衝動にかられ、「このガレージは、俺のGC8(初代インプレッサWRX)を保存するためにあるのだぁ~!」と叫びました。
建物の程度や周辺環境などはほとんどチェックせずに即決。
憧れの聖地・太田にて、愛車3台をはべらせられる駐車エリアと、雨風をしのげる最低限の住居があれば、それで充分なのであります。
実際に住んでみると、期待値ゼロだった昭和築の建物は思ったよりマトモで、全室和室の古風な作りが気に入りました。
床の間のある部屋は客間とし、人様をオモテナシするという人生未曾有の発想と願望が膨らんで、自分でもビックリ。
狭すぎてすぐにゴミ屋敷化するアパート暮らしでは考えられなかった話です。
庭には雑草が生えるため、管理が必須という問題にも人生で初めて直面しましたが、1平米数百円の激安人工芝を適当に敷くだけで劇的にラクになり、SNS向け写真を撮っても、悪くない雰囲気が簡単に整いました。
東京都心へのアクセスは、電車・クルマ移動とも、以前住んでいた埼玉県所沢市時代と比べ、所要時間プラス30~40分程度。
覚悟していたほどには遠く感じないし、駐車場込みの家賃が半減したのを思えば、全然許容範囲です。
スーパーやホームセンターは徒歩圏内。クルマで数キロ走れば巨大なイオンモールもあり、日常生活は以前よりも便利になったほど。何より、自宅の敷地内に3台の愛車を並べられる状況が最高です!
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