スバリストの聖地 群馬へ移住してみた！　ザ・カーライフプチチェンジ

■初代インプレッサWRXをオールペン＆フルレストア！

　ハタチの頃に買った初代インプレッサWRXを、30年近く所有しています。

　新車時代からずっと青空駐車で、加えて貧窮により何度も放置プレイしてしまったことで塗装面の劣化が酷く、見るも無残な状態になっていました。

　さらに過払金の返還などでニューマシンを増車したため走らせる機会も減り、機械的な状態も悪化の一途をたどるばかりでした。

　しかし、最初のコロナ自粛中、昔を思い出して愛情が甦り、意を決して全塗装を実施すると、その効果は絶大！ もう一度新車として納車されたかのような感動が！

　見た目がキレイになると乗る機会は激増し、各部の消耗品リフレッシュのモチベーションも高まりました。

　キレイになった勢いで長年の夢だった4ポッドキャリパーブレーキを装着するなど、サーキットもOKな状態に。

　全塗装代で約55万円。リフレッシュやチューニング費用を含めると100万円以上かかりましたが、程度のよい初代WRXが手に入ったと思えば安いものです。

　しかし、ここで予算が尽き、ミッションからの異音（要オーバーホール）など、新たに発生したトラブルを解消する費用は捻出できず、またしても放置状態に……。

　ただ、今はガレージ保管なので、少なくとも風雨にさらして腐らせる心配はありません、郊外への移住が奏功しました！

　車検は切れてしまいましたが、時々ガレージにこもって各部を鑑賞するだけでもシアワセな気分に浸れます。

　なんせ家賃込みで5万円ですから、保管の負担はゼロに等しいのが死ぬほどうれしいです！

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【番外コラム】プロにコーティングを依頼するのも吉！ 低予算での愛車リボーン法

　クルマを買い替えずにプチチェンジ気分を味わうためには、タイヤ交換のほかにプロにコーティングを依頼するのが効果的だ。

　愛車への愛の「なかだるみ」に悩んでいる場合は超オススメ。なにしろ、見た目がほぼ新車になるのだから、自然、愛も復活する。

　日々洗車にいそしんでいる方は「そんなの必要ない！」と思うかもしれないが、騙されたと思って一度実行してみてほしい。

　私自身は、コーティングチェーン大手の『キーパーラボ』を愛用している。

　黒のBMWは汚れが目立つのが悩みだったが、最もベーシックな「クリスタルキーパー」でも、見た目ほとんど新車になり、約1年間は雨が降っただけでキレイになることに感動した。

　お値段はクルマのサイズによって異なるが、2万円から3万円ほど。

　その後、最強の「EXキーパー」を実施。お値段は約15万円と非常に高価だったが、正真正銘、新車のボディが復活して愛も大復活！ 一度施工すれば、ノーメンテでも約3年間効果が持続する。

　そこまで気合を入れなくても、なにかしらリフレッシュ法を実施すれば、プチチェンジは可能だ。

　エアコン消臭剤なら1000円程度。使えばなんだか空気がサワヤカに感じられる。エアコン吹き出し口に取り付けるタイプのアロマも1000円程度。

　この場合、香りも大事だが見た目も大事なので、オシャレなものを奮発すると効果大だ。

（TEXT/清水草一）

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