ラージクラスミニバン界において、圧倒的な人気を誇る、トヨタ「アルファード」。2022年は6万台以上を売り上げ、国内登録車ランキングで10位、ミニバンカテゴリでは、アルファードよりも低価格帯である、ノア/ヴォクやセレナなどを抑えて第1位を獲得するなど、まさに無敵状態。次期アルファード/ヴェルファイアは2023年5~6月登場とされており、モデル末期となったいまでも、驚異の売れ行きを維持している。
その陰で埋もれてしまったのが兄弟車のヴェルファイアだ。2022年の国内登録台数はわずか2,247台。もちろんコロナ禍による生産調整の影響があるものの、アルファードよりもヴェルファイアのほうが売れていた頃の勢いはもはや感じられず、フルモデルチェンジのタイミングで消滅するのでは、との声は多い。新型でヴェルファイアが生き残る可能性はどれほどあるのだろうか。
文:吉川賢一
写真:TOYOTA
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